アゲインスト・ジ・オッズ誌8号付録フォートレス・ベルリン
4人がかりで5ターン(1945年4月25日)の赤軍移動終了までやりました。
総統官邸街へ迫る赤軍の群
マップを埋め尽くす市街地ヘクスにはZOCが及ばないので、外輪部の特火点地帯をいったん突破されると、うろちょろ浸透移動しまくる赤軍に独軍は対応しきれず。
なおナチ高官ユニットはお遊びユニットに過ぎないのですが、気分的に配置しています。総統地下壕には総統の愛犬ブロンディと愛人エヴァ(AtO誌9号追加オプションユニット)がスタックしています。その冗談ルールは最終ターンまで総統と共に生き残れば、それぞれナチ高官一人分相当の点数が貰えるとか!?
ええー、軍需相シュペーアと犬っころが一緒の点!?哀れ...
原則的に独軍は(一定の制限下に)自由配置なので、地図北端から官邸街への最短距離の地帯を重点防御した為、赤軍の突破は東端部から行われた。
個人的感想:作戦戦術級ゲームでその上、初プレイということでいろいろと試行錯誤しながらのプレイでしたが、十分楽しめました。
ただベルリン市街戦だけに非常にブラッディ(赤軍にとって)なのと、作戦戦術級ゲームゆえに戦闘解決が細かいので、ベルリン市街戦に特に興味を持つ人向けと言えるかもしれません。
しかもプレイするとなかなかのビックゲーム感があり、よほど慣れないとマン・トゥ・マンではちょっとユニット運用が大変かも知れません。
あと独軍メジャー・ヴァリアントの「ヴェンク第12軍、ベルリンへ到達(Wenck is Coming!)」で登場するVon Hake歩兵師団って、何て読むんだろう?
フォン・フッテン歩兵師団なら知ってるんだけど...
それと橋とか交差点とかに初期配置されるプラント・プロテクション・バタリオン14個(国民突撃隊やヒトラーユーゲントとは別)って何だ!?
赤軍ユニットが3ヘクス以内に侵入したら50パーセントの確率で逃散する部隊だからRAD(労働奉仕団)かと思うんだけど...
(GMT)ロード・トゥ・レニングラード
タイトルからはレニングラード進撃の全行程を扱うゲームのように感じられますが、その内実は、1ヘクス1.5Kmの作戦級ゲームです。
一応2イン1ゲームで、フルマップ1枚の表面にスタラヤ・ルッサ周辺での戦いを扱い、裏面でソルティ周辺での戦いを扱うというものです。
なんといってもその魅力は、Barbarossa作戦時の戦車ユニットでしょうか。特に赤軍側はKV-2重戦車からBA-10装甲車まで色々あって、それらをどう活躍させるか想像するだけでも楽しめます。
これはスタラヤ・ルッサ・マップと、内容物です(チャートがフルカラーで豪華です)。
GMT)ロード・トゥ・レニングラード
でも両面印刷マップって、裏面が汚れそうで怖いです。
←これはソルティ・マップ