シシリーの雨は叩きつけるように降る

GMTのインベイジョン・シシリーであります。ボリーズ旦那であります。もう7年も前の作品であります(98年発表)。初めてなので大先輩のS氏に相手をしていただきました。氏がドイツ軍、私が連合軍でシナリオ2「チョビ作戦」であります。1ターン目の空挺降下とレンジャーの攻撃でアウグストとシラクサを陥落させワーイワーイであります。
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ところが2ターン目以降はとひょひょでありました。
メッシナへ向かう英軍もパレルモを陥とさねばならない米軍もどあほうばかりで私の言うことを聞いてくれません。戦闘すりゃあ協調に失敗するし、空挺降下すりゃステップを失うし、砲兵は支援要請を無視する。海岸基地を攻撃に来たドイツ軍が失敗してくれたにも関わらずこちらはそれに乗じることがちいともできませんでした。
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そして、損害はどんどん増えてしまいました。このゲームでは連合軍の損害、特に空挺部隊の損害は勝利得点の損失に直結します。そんなこんなで第7ターンを終了した時点で勝利得点は-7点!そして、次のターンには「ムッソリーニの失脚」チェックを行わなければならないのです。しかも勝利得点の修正つきで!!!
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第8ターン。ムッソリーニは復活。反対派の指導者たちは逮捕され、連合軍はさらに2VPを失い、黒シャツ隊は士気がグーンと上昇しました。
ムッソリーニは
「我が帝国は千年続くだろう、千年灸は凝りに効くだろう。」
と語りました。

一方こちらは連合軍司令部。
モンゴメリー「あのときお前がヘルマンゲーリング師団をぶん殴っていれば・・・」
パットン「いや、あのときお前が川を越えてさえいれば・・・」
モン「いや、あのとき・・・」パッ「あのとき・・・」
二人「あのとき、シシリーになんか来なけりゃあよかった・・・」
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by ysga-blog | 2005-08-20 15:02 | シチリア対戦記 | Comments(0)
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