20060325 死闘!北方軍集団 3月25日(土曜)YSGA第201回定例会の様子

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(Jコマンド誌34号付)死闘!北方軍集団
Drive to the Baltic!

第1ターン末の標準的展開マップ全景
*千葉会のyagitさんとの共同研究の為にドイツ軍側の1ターン目の定石らしきものを研究する毎日。第3装甲軍を北にスライドさせてリガ方面へ迫るソ連軍の前に立ちふさがるという作戦がベストだと信じる私にとっては、写真のような展開が標準的かと思います。
 ちなみにオレンジ色の矢印やヒトラーの顔マーカーが置かれているヘクスが、第1ターンのドイツ軍戦略移動の置き場所です。
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ソロプレイ研究における】第1ターン末の標準的展開例
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【ソロプレイ研究における】第1ターン末の標準的展開(予備写真)
▼ソ連軍を担当されたyagiさんから対戦後に寄せられたコメント
「いつも不思議に思うのですが、ドイツ軍は北方軍集団を軽視し過ぎていませんか?
もう少し移動ポイントを投入すれば、離脱できるユニットが増えると思うのです。特に三戦目の場合、最終防御ラインへ離脱できたドイツ軍の師団を数えたところ、8個師団しかありませんでした。これでは少な過ぎませんか?確かに第3装甲軍を後退させつつ戦線を張り、ソ連軍の突進を遅らせるという作戦は有効な部分が多いと思います。しかし序盤からソ連軍の攻撃を受けるため、損害が重んでしまいますし、ソ連軍の攻撃が成功した場合に何らかの対応が必要になってきます。私は遅滞戦術をせず、戦略移動(SR)で浸透だけは押さえ、リガ周辺の最終防御ラインで篭った方が有効と思います。こんなことを言うと、また、対戦したくなりますね。今回、私には対戦前にテーマを考えてあって、序盤に攻撃を行う、でした。ドイツ軍の作戦(第3装甲軍を後退させ戦線を張る)はわかっていたので、1ターンの始めの方に戦車軍団をSRして攻撃戦力を高め、マップ中央付近の歩兵スタックを左斜め上(北東)に前進させ合流する。そのために先頭の戦車軍団やT34にドイツ軍の三突やSSノルトランド偵察大隊が嫌がらせしても、ある程度は仕方ないと割り切っていました。」
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【ソロプレイ研究における】 マップ東端部の戦線構築例
*第1ターンのソ連軍第1インパルスにおいてソ連軍は写真のようにドイツ軍戦線に食い込んでくるのは必至なので、ドイツ軍としては第1インパルスに、写真のようにZOCを持つユニットで縦深防禦の態勢を作ること。
 この戦線が早期に崩れると、戦略移動で引き抜ける師団が激減するので、かなり重要なんです。
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▼かくして開始された「死闘!北方軍集団(Drive to the Baltic!)」3度目の対戦!
第1ターン独軍第1インバルス終了時

▼当日、ソ連軍を担当されたyagiさんから寄せられた解説です。

「ソ連軍のDRは振るわず、移動/攻撃ポイントは低くなってしまいました。定石通り、戦闘→移動の順番で行います。主役の第1戦車軍団の攻撃はスナフを引いてしまい、壊滅させるべき三突を逃してしまい、突進は大きく遅れる見込みとなりました。しかし他の攻撃は損害が重んだものの、北方軍集団の戦線に食い込み、ほぼノルマは達成しています。移動に入り、予定通りマップ中央(配置エリアJ~L)のスタックを北東へ向け前進させます。北方軍集団方面では定石通りに、ドイツ師団を捕捉するように移動。さらに今回は第3装甲軍の後方へ浸透すべくT34旅団を差し向けます。前回はドイツ軍ユニットにT34をうっかり隣接したため、攻撃を受けてしまい損害を喰らうと同時に浸透も妨げられてしまいましたので、今回は間を空けています。そして今回の目玉である戦車軍団を戦略移動(SR)で前線に送ります。前回までは先頭のT34に歩兵師団をSRして浸透を行わせ、ドイツ軍にプレッシャーを与えていました。地形的に戦車より歩兵の方が移動を行えるのです。さらに歩兵師団で、先頭を走って行った戦車の補給路を確保する役目もありました。しかし、補給路を切られてもその分ドイツ軍の前線が弱体しますし、次のターンに占領ヘクスを繋いでしまえばSRでユニットを送り込めます。そうすれば、一旦は遅れてもすぐに浸透が行えるので問題ない、と判断しました。早い内に攻撃を行う理由は、前回の対戦経験から来ています。初戦で私が勝利できたポイントは“ビルゼン強襲占領”にあったと考えています。ビルゼン市はマップの中央にあり、ソ連軍の戦車軍団が突進を厄する位置にあります。初戦では1ターンに強襲して占領に成功しました。それによりソ連軍の進撃路が広がり、ドイツ軍の対応が厳しくなったのです。しかし二戦目では第3装甲軍の戦線へ攻撃を行わず、最終的には第3装甲軍の歩兵師団群を最終防御ラインに収容されてしまいました。ですから今回は、第3装甲軍の戦線へ積極的に攻撃を行い、戦列を乱すことを目標にしました。ビルゼン市自体は強固なので強襲占領は無理としても、周囲が崩れればドイツ軍は放棄するハズです。こうなれば、第3装甲軍の後方部隊はソ連軍に捕捉され、移動ポイントも必要になるため厳しくなるとの読みです。」
〔一番最初のソ連軍第1インパルス終了時の写真は撮り忘れました(^~^;)〕
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第1ターンソ連軍第2インバルス終了時
▼ソ連軍プレイヤーによる解説
1ターン 2セグメント
 「ドイツ軍は予想通りに第3装甲軍で戦線を引き伸ばしてきました。それと第1戦車軍団の前面に歩兵師団をSRしています。ソ連軍は当初の予定通りに第3装甲軍へひと当てしました。その他は移動に費やし、ソ連軍の主力である歩兵師団を前進。先頭のT34はドビナ河を渡り浸透を開始します。」+追加コメント「2ターン 2セグメント写真を良く見たら、T34が走って第3装甲軍の後続部隊を補足したのは、このタイミングだったんですね。もっと後かと思ってました。二回戦では、第3装甲軍がほぼ完全戦力で離脱してしまっていました。今回は攻撃で補足するつもりでいました。しかし第3装甲軍の後方を守る部隊が3凸でZOCがありません。そこでT34を走らせ三突に隣接させ、そこと通過ヘクスにSRで歩兵師団を送りました。これにより、第3装甲軍の後ろ半分はソ連軍に補足されることとなりました。しかし完全に包囲しているのではなく、ドイツ軍ユニットがいて補給は通じますし、上手く移動すると脱出可能です。しばらくこの周辺が戦闘の焦点となりました。」
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第1ターン独軍第2インバルス終了時
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第1ターンソ連軍第3インバルス終了時.
「ソ連軍は予定通りに攻撃を行いますが、スナフが付いて回り損害ばかり重みます。第3装甲軍への圧力に歩兵師団を増強します。北方軍集団は補足だけに留めておきます。不用意に攻撃しても、損害を退却で吸収されてしまい逃してしまうのです。時間と手間はかかりますが、慌てずドイツ軍の戦列が崩れるのを待ちます。」
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第1ターンドイツ軍第3インバルス終了時
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第1ターン終了時の最前線拡大
▼1ターンを終えてのソ連軍コメント
「スナフに祟られたのが痛かったですね。これにより、ドイツ軍の後方を走り回る戦車部隊が完全に止められてしまいました。1ターンを終えた写真を改めて見た時は、「戦車を止められていて、ドイツ軍に秩序だった撤退を許すソ連軍の負けパターンだなぁ」と感じてしまいました。逆に幸運だったのは、第3装甲軍の裏を取れたこと。これにより、正面からの力押しだけでなく、後方からの浸透によりドイツ軍に圧力を加えられます。
それにしても、毎回最初の活性DRが低いですねぇ。三回やって一度も平均の14/5を使わせてくれません。6以上でいいんですけどねー。一度くらい私の予定している攻撃を全て行なってみたかったです。ランダムイベントは1ターン中に発生したんでしたっけ?確か、序盤に2回起きてドイツ軍のC3Iポイントが増えた記憶があります。スナフは仕方ないと割り切れますが、ランダムイベントは恐ろしいですねぇ。特に序盤で戦線が流動的な場面に発生するとビビります。そう言ったら、このゲームは全体的に流動的ですから、いつ起きても恐ろすぃーっす。」
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第2ターンソ連軍第1インバルス終了時
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第2ターンドイツ軍第1インバルス終了時
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第2ターンソ連軍第2インバルス終了時
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第2ターンドイツ軍第2インバルス終了時
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第2ターンソ連軍第3インバルス終了時.
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第2ターンドイツ軍第3インバルス終了時.
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第2ターン終了時の最前線拡大.
▼ソ連軍側コメント
『第3装甲軍の捕捉が完了しました。これで次のターン開始時に第3装甲軍の残余は補給切れとなります。ここで歩兵師団の残余とともに、三突を捕捉できたのが大きいと思います。最終的にドイツ軍はユニット数とステップ数が不足して泣くことになるんですから。
それとマップを右上に通る道路を、ドイツ軍はガラアキにしていました。これでT34を走らせ、北方軍集団の裏を荒らすことができるようになりました。北方軍集団が健在なので、裏を突っ走れるのはソ連軍に取ってラッキーです。』
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第3ターンソ連軍第1インバルス終了時.
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第3ターンドイツ軍第1インバルス終了時.
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第3ターン終了時の全景
*第3ターン第1インパルス以降は、インパルス毎に細かく写真を撮るのはやめて、各ターンの終了時にのみ撮影する態勢へと移行しました。
 序盤の動向はある程度、定石化できますが、それを過ぎるともはや、その場その場の対応でプレイは進展することになりますので。
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第3ターン終了時の最前線拡大.
▼ソ連軍のコメント
『第3装甲軍の掃討が、大体カタがつきました。残ったのは脱出不可能な部隊だけです。ようやくリガ~ストランド間へ向けて前進できます。少々、この周辺の歩兵師団前進が遅れたようで心配になりました。右上へ向けてのT34の突進は歩兵師団を呼び寄せて、前進して来た親衛歩兵師団と連絡を取るのに成功しました。これで北方軍集団全体がも次のターンに補給切れとなります。
いつも思うのですが、善戦している北方軍集団(第16、18軍)が、補給を切断されることによって、壊滅していくのは辛いですね。マップの左に目を向けると、T34が端まで到達して、弱体化したドイツ歩兵師団と装甲歩兵が押えに回っています。ここに後方を突進中のものと、北方軍集団の掃討に従事していた戦車軍団を投入します。と、いうより流石にソ連軍も歩兵師団が足りなくなっています。』
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第4ターン終了時の全景.
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第4ターン終了時の最前線拡大.
▼ソ連軍のコメント
『リガ前面のSS歩兵師団に一当てして、損害を与えて後退させました。これでドビナ河を渡って東リガへの圧力と第3SS装甲軍団の分断への足掛かりを築いたことになります。
この時点で第3SS装甲軍団の閉鎖を狙っていました。三突が単独で第3SSの連絡路を守っていたからです。ソ連軍の付近に展開する戦車軍団と歩兵師団で攻撃すれば、最高オッズの9:1を見込めたからです。攻撃を3セグメントに行い、戦闘後前進を考えれば第3SSは合流することはできません。
第3SSの分断が本命となりましたが、ドイツ軍の気をそらせるために各所で圧力をかけます。まずは基本的に作戦目標となる、リガ~ストランドの湿地です。ドイツ軍は強力な戦線を構築しています。そこで歩兵スタックを掻き集めて攻撃の下準備をします。
次にマップの左端で、ここは戦車軍団を2個投入してあり、マップ端にからストランドへ向けて、大回りに圧力をかけます。ドイツ軍は足止めの偵察大隊や三突しかいないので、容赦なく攻撃をかけるつもりです。…ところが、偵察大隊がソ連戦車軍団の通過道路を走っていってしまいました。これで戦車軍団は補給切れです。失敗しました。さすが軍曹、こう言った作戦目は良いです。軍曹はやり直しても良い、と言ってくれましたが、対戦相手に手心を加えてもらうのは、そう言う自分自身が許せません。甘んじて補給切れの罰則を受けました。
あれだけ強固だった北方軍集団は、見る影がないほど崩れています。そして脱出を目指して必死に故国に向けて、匍匐前進ように1ヘクスづつ進むドイツ軍をソ連軍は損害を受けて、攻撃には使えなくなった歩兵師団を投入しています。気の毒ですが、逃がす訳にはいきません。 』
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第5ターン終了時の全景.
▼ソ連軍側コメント
『いよいよ、第1セグメントソ連軍はリガ~ストランドの湿地での消耗戦を仕掛けます。しかし空中偵察の不備で(敵スタックの中身を調べられない)強力なドイツ軍に攻撃をかけることとなり、ソ連軍だけ損害を被る結果となり、ソ連軍にショックを与えました。せめて1ステップでもドイツ軍に損害を喰らわせられる、と踏んでいたのですが。そこで戦力を整えるべく第2セグメント、スタックを入れ替えます。
しかし、これは先に言った第3SS分断の気を逸らすアプローチでした。ドイツ軍はこの作戦に乗って、三突すらリガ方面に投入してしまいます。そしてスタックの中身は確認できませんが、西リガを守るドイツ軍の戦力は低そうです。これはチャンスです。第3セグメントソ連軍は3ヶ所で「虎の尾を踏む」勝負に出ます。
まず、西リガに対する攻撃。これはドビナ河を越える部隊も投入します。先に言ったスタックの入れ替えも、この攻撃に参加させるためでした。次が第3SSの出口を塞ぎに歩兵スタックを前進させます。大河があるので第3SSに渡らせないよう、チト工夫しました。最後が第3SSの出現地点に近い都市を占領することです。補給切れになっても、都市にいればなかなかステップロスしないのです。後々、鬱陶しくなりそうなので、押えておきます。
幸運なことに東リガを陥落させることに成功しました。このゲームはずいぶんやりましたが(ソロばかりですが)、リガを占領したのは初めてです。…いや。ソ連軍なら解放ですね。予定通り第3SSは「出て来ておしまい」です。でも出て来ない訳にはいきません。出現ヘクスを全て押えられてしまうと、出て来れなくなってしまうからです。 』
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第5ターン終了時の最前線拡大.
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第6ターン終了時の全景.
▼ソ連軍側コメント
『ドイツ軍が放棄したストランドを戦車軍団が解放しました。湿地でもこのターンに1回攻撃に出ました(確か)が、この状況では無理に攻撃をかけることはない、と判断しました。防御体勢に移るべきですね。そう、GDを始めとする強力なドイツ装甲師団群が現れるのに、準備するのは次の7ターンしかないのです。ソ連軍は焦ってしまいました。全然、準備が整っていないのです。 』
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第6ターン終了時の最前線拡大.
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第7ターン終了時の全景
▼ソ連軍側コメント
『慌てて装甲師団に対する対策をしましたが、まだまだ足りません。後方には北方軍集団の生き残りがウロウロしていますし、それらに手間を取られた親衛師団はセットアップから動けていません。仕方ないので、とりあえず都市に歩兵師団のスタックを放り込んでおきます。特に、ストランド周辺の都市はフルスタックで構えます。なんせ、ここをあっさり突破されるようでは、ソ連軍には明日がありませんから。
状況が許せば、ドイツ軍が出てきたヘクスで封印してしまえば楽なんですが(以前の対人プレイではできました。以来だれも相手をしてくれません。)。せいぜい、登場ヘクスをマップ左中央付近にするだけです。そして戦車軍団も歩兵スタックの後方に待機させます。これは装甲師団が前進した後の嫌がらせをするためです。送り狼ってやつです。』
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第8ターン終了時の全景.
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第8ターン終了時の最前線拡大.
▼ソ連軍側コメント
『怖れていた装甲師団が現れましたが、都市の攻略に苦戦して損害を出してしまいます。そうか。当たり前ですが、防御側は損害を後退で吸収できるのに、攻撃側はステップロスで補わなければならないのです。これを見たソ連軍は戦車軍団を接近させます。その時には平地では2個師団くらいしか攻撃をされないようにします。ドイツ軍から「総統、歩兵を…、歩兵を下さい!!」の悲鳴がおこります(誇張アリ)。』
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第9ターン終了時の全景
『ネバー・ギブアップ、ネバー・サレンダー!っすよ、軍曹』
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第9ターン終了時の最前線拡大.
▼ソ連軍側コメント
『それでも攻撃を諦めないドイツ軍ですが、ユニットが足りないため、戦線の構築ができません。そこを数にものを言わせたソ連軍が包囲にかかり、激戦が展開されます。ここでGD師団に対してソ連軍が包囲攻撃を行い、額面63対25が包囲で倍になり、126対25で5:1のオッズが立ちます。最近のゲームでは戦力が100を越えることは滅多にありません。おそらくゲーマーの高齢化により、計算を簡単にする必要が出てきたのでしょう。私・個人的にはGEIE以来です。ところがここまで集めた高戦力ですが、さすがGD師団。一方的にソ連軍へ損害を与えて、撃退してしまいます。敵ながらこれには嬉しくなってしまいました。天晴れであります!!
しかしドイツ軍の善戦もここまでした。後方を遮断されてしまい、その突破は不可能な状況です。それでも軍曹はマップを睨んで、打開策を練っています。この最後まで諦めない態度は立派であります!! 不肖yagi見習わせていただきます!!そして9ターンを終えた最後の台詞が「敗北を認めるざるをえない…」。
ソ連軍も歩兵師団が、ほとんどステップロスしており、ドイツ軍のチットが良ければ、勝敗はどちらに転んだかわかりません。
 大変、記憶に残る対戦となりました。有難うございました。また、機会があればお手合わせお願いします。』
横浜では声援が飛んでいたので、千葉からは猫ジャブを送っておきます。
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by ysga-blog | 2006-03-25 17:35 | ドラバル・ナルヴァ対戦記 | Comments(0)
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