〈六角誌最新号〉WEST WALL連戦 その6 相互退却ルール疑問

相互退却ルール疑問

 幾多メイアタックのゲームを経験してきた現在だからこそ、強ZOC、マストアタックの緊迫感が堪らないウエスト・ウォール。戦闘結果表が極端に退却型〔いわゆる挟んでポン〕なので、退却ルールの明確化が必要とされるのですが、ウエスト・ウォールには他にない「相互退却」という結果があります。これは防御側から先に1ヘクス退却した後、攻撃側が1ヘクス退却するというもの。ここで問題になるのは防御側が下がった後、攻撃側がどの方向へ退却してもいいのかの明確化で、プレイでは、いわゆるカニ退却が可能か否かが問題になりました。

▼例えば、この場面。アセノワの町に立て籠もる米第35機甲大隊に対して独軍砲兵2つが直接攻撃し、相互退却の結果となったとします。
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 先に退却する米第35機甲大隊は、唯一敵ZOCでない真後ろのヘクスへ下がりますが、独軍砲兵は可能なら、進入厳禁のバストーニュ攻囲線に押しつけられる後方への退却を避けて、今後も逃げ道のある横へ退却したいところです。しかし厳密に考えると攻撃したヘクスから離れておらず、攻撃したヘクスに隣接したまま退却を終えることになります。
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 攻撃目標となったヘクスから最終的に必ず規定の数だけ間を空けて離れる形で退却していないといけないとすると、盤端から外へ、またはバストーニュ攻囲範囲内へ追い込まれて除去される場合もあるかと思います。もし明確に規定するなら、他に退却する選択肢がない場合に限り、敵ユニット/ZOC、進入禁止地形、盤端外へ入らない事を条件にスライドするような形での退却が許されるとするといいかと〔うまい言い回しが思い付きません〕。
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▼もう一つは、スタック禁止による押し出し退却〔いわゆる連鎖退却〕。ヘクス1328を攻めた独軍装甲擲弾兵大隊が相互退却を強いられた場合。機械化進入禁止の破砕地と敵ZOCの存在により、退却先は後方の1ヘクスのみ。ただしスタックは禁止なので、そこへ下がれるのは1ユニットのみ。
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 ルールでは、あるユニットは1回だけ連鎖退却によって押し出しされる事が許されるとある。そこで、1ユニットわまずそこへ下げ、次のユニットがそこへ下がる事で、先にそこへ下がっていたユニットは押し出されてさらに後ろへ下がる〔結果的に2ヘクス退却〕。これにより、ボトルネックに追い込まれた独軍も何とか死なずに逃げ切れる。
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by ysga-blog | 2011-06-12 09:32 | 【その他:WW2西部戦線総合】 | Comments(0)
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