(EP・サンセット再版)朝鮮戦争で日が暮れて その1南侵開始 『ソウル陥落から一線突破』

(エポック)朝鮮戦争
(サンセット再版)Korean War


どのゲームサークルにもある事ですが、やれば面白いと分かっているのに何故か滅多にプレイされない(比較的)メジャーなゲームというものがあります。そこで今回はそんな隙間を埋めるべく、一日で①(EP・サンセット)朝鮮戦争、②(GJ誌8号付)英仏100年戦争、③(EP/コマンド誌40号付)日露戦争の順でプレイする事に。
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 そんなわけで、まずは(EP・サンセット)Korean War/朝鮮戦争から。発売当時、このコンポーネントで2800円はお買い得と喜ばれたもののすぐに絶版になってしまい(その理由として「朝鮮戦争」という名を商標登録しようとして差し止めを喰らったからなど諸説あるが)、エポック・ワールドウォーゲーム幻の13番と語られるようになった曰く付きの作品で、近年サンセットゲームズから再版されて、比較的容易に入手できるようになったのは歓迎すべきところ。
 このKorean War/朝鮮戦争の特徴としては、史実における開戦から仁川上陸/ソウル奪回までの期間だけに焦点を当て、シンプルなルールと扱いやすい個数のユニットとで、広いマップをあまねく使用できる機動性と史実再現性を兼ね備えている事で、この時期だけに限れば、暫定的に決定版と言ってもいいかもしれない出来上がりとなっている。今回は、この夏久しぶりに最初の2ターンだけプレイした北朝鮮軍プレイヤーと、プレイするのは15年ぶりぐらいとなる国連軍プレイヤーとの対戦となった。

第1ターン終了時の盤面:北鮮軍は、このゲームの肝でもある3つの戦車連隊の内2つをスタックさせてソウル前面に、残り1つを東海岸道路に配置して南侵を開始。戦車突進を利用して北鮮軍ターンの終わりにはソウルを占領することに成功。東海岸道路でも特殊部隊スタックによる侵攻上陸と戦車突進とを利して快進撃を成し遂げる。対する米韓軍は、敢えてソウルの漢江橋を破壊せずに前進防御にも思える防衛線を構築。何故ソウルの橋梁を破壊しなかったのかと問われて、米韓軍は「反撃に際して不自由する」と遠すぎた橋のモーデル元帥のように応えたが、よくよく考えてみると北鮮軍も任意で橋梁爆破を行えるので、爆破せずにおいたのは余り得策ではなかった。
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▼第2ターン終了時の盤面:北鮮軍は順調に漢江線を突破。東海岸道路方面では、より揺さぶりをかけようと戦車連隊に山道を越えさせて中央部へと送り込ませたが、これは得策でなかった事が後で判明する。敵の背後に上陸させた特殊部隊スタックは韓国軍の反撃で早くも全滅。そのほか米韓軍は時間稼ぎの部隊を残置して、ここにきてようやく総撤退を開始。
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▼ 第3ターン終了時の盤面:敵の総撤退に追いつけず、残敵掃討を済ませつつ南進を続ける北鮮軍。東海岸道路では、戦車を引き抜いた事で進撃が頓挫。
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▼ 第3ターン終了時のプレイ盤面を側面から撮る:脇に置かれているのは、コンドッチ土産のMMP社マグカップ「ビクトリー・ロスト」
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▼ 第4ターン終了時の盤面:遂に米韓軍に空軍到来するも、天候ダイスは2で、使えるのは1ユニットのみ。北鮮軍はこの機会に大いに南進するも、残置された韓国軍の排除に失敗して半島西側で補給切れが生じる。米韓軍は北鮮軍戦車が中央にシフトしてきた事で米軍を並べてその浸透を阻止。しかし、これまでの前進防御と時間稼ぎの捨て駒作戦で、韓国軍ユニットを失い過ぎて戦線を張る切ることはできなかった。
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by ysga-blog | 2011-10-10 18:23 | 【Korean War/朝鮮戦争全般】 | Comments(0)
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