(AH)アフリカ探検で、YSGAへの第一歩を印す!?

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(AH)アフリカ探検
(AH)Source of the Nile


これさへ読めば、なんとなく「アフリカ探険(AH)」がプレイできるかもしれない早見表

1).アフリカ探険の目的と勝利:プレイヤーの立場は探検隊のスポンサーであり、探検隊をアフリカへ送って未知のヘクスの地形を明らかにし、様々な発見を経て無事に沿岸の港まで戻れば、それらの発見をVPに換算できる。得られた勝利得点が他者より1点でも多ければ勝ち。スポンサーなので、見込みがない探検隊は見捨てて、新たに探検隊を編成し直す事も可能。

2).探検隊の編成:まずプレイヤーは、8つある専門職の中から好きなものを選択し、初期予算1000金で、次の買い物表で自分の探検隊を編成する。
 現地兵1人につき50金、苦力同10、道案内同50、小銃1丁10、保存食1個2、貢ぎ物1個2、馬/ラクダ1頭50、カヌー1隻50金
※馬は南アフリカ植民地3港のみ、ラクダはハルツームのみ。貢ぎ物は遭遇した原住民との交易に使用。保存食も貢ぎ物に転用可(ただし効率は悪い)。
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3).移動方法とマップ説明:すでに地形が判明しているヘクスには1MPで、空白ヘクスには2MPで進入可能(なお、空白ヘクスに入る前に道に迷う判定あり)。 
 更に馬は湖、沼に入れず、ラクダはジャングル、湖、沼に入れない。また、湖に入れるのはカヌー探検隊のみ。

4).個々のプレイ手順

①行動方針選択:慎重/普通/無謀の三種があり、徒歩探険の慎重だと1MP、普通で2MP、無謀で4MP(騎乗/カヌーだと、これが2/4/6MPとなる)。慎重が最も迷いにくく、原住民に襲われにくく、狩りの成功率が高い。

②イベント判定:南アフリカ植民地または港にいない限り、イベントカードを引いて、現在いる地形とイベントカードで指示された地形が同じなら、イベント実施。人間が1人死ぬ毎に2D6して、6ゾロだと探険者が死ぬ。
もしイベントで指示された人間がいなければ(例えば道案内が死ぬとあったのに道案内を雇っていない場合など)、出目合計11、12で探険者が死ぬ。

③移動:空白ヘクスに入る前に必ず「道に迷うチェック」を行う。現在いるヘクスの地形によって決められたLOST値以下だと、移動力を全失して全く動けないまま移動は終了となる(道案内も1人失踪する)。この際、道案内がいれば△1、慎重△1、無謀+1の修正がLOST値に適用される。ちなみにLOST値の最悪はジャングル沼の6、最良は草原や砂漠、湖の2。(河があると有利な修正あり)。
 移動力消費としては、未知のヘクスなら2移動力、既知ヘクスだと1移動力を要する。これにより必然的に1ターン1ヘクス進むのがやっととなる。
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④地形決定:空白ヘクスに入ったならカードを1枚引いて地形を決め、もう1枚引いて河の有無/流れを決め、もしそこに山や滝があれば、さらにもう1枚カードを引いて、それらの高さを求める。

⑤原住民との遭遇判定:そのヘクスで今だ原住民が発見されていなければ、カードを1枚引いて原住民との遭遇を判定。
・原住民が現れたら、接触方針を選び、反応表で判定。
・その部族が友好的なら、交易するかどうか決める。ただし交易すると、6分の1の確率で謀殺される。
・反応表の結果、攻撃または待ち伏せを喰らうと、現地兵+探険者と部族の規模を軸に、2D6の出目で戦闘を解決。勝てば略奪も可、負ければ数人で遁走する羽目となる。

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⑥狩り:保存食を消費する前に狩猟を行って、生鮮食品で賄うことができる。現地兵と小銃を持つ探険者の数だけダイスを振り、狩猟表に従う(河があると有利な修正あり)。保存食と異なり生鮮食はその場限り。

⑦食事:人間1人@1食。ただし砂漠だと馬/ラクダ1頭につき4食の追加消費の上、その砂漠ヘクスに河が無ければ飲料水の運搬/消費も強いられる。
食べる事ができなかった探険者は病気となり、その他の人間や馬/ラクダは死ぬ。

⑧回復:病気の者は回復表で判定。職が医者なら、自身が病気でない限り他者の回復に△1修正。(南アフリカ植民地域では、常に医者修正適用)

⑨兵の出奔:探険者が小銃以外の荷物を運んだりすると現地兵の侮りを買い、毎ターン1人ずつ兵が銃を持って失踪する。

⑩ボーナス発見:地形を決めたばかりのヘクス、または原住民が新たに出現したヘクスにいるならカードを1枚引いて、専門職に従ってボーナス発見を判定する。ただし、動物は小銃を持っていないと得られない。動植物/鉱石は物資2個相当の重さ。牙は7個相当。特に勝利得点が記載されていなければ、6面体ダイスを振って、その出目がVPとなる。ここで得られたボーナスは災難イベントによって失われる事はなく、運搬容量が許す限り、持ち運べる。ボーナス発見を運搬できなくなれば、VPと共に放棄される。

※本来は1つのカードデッキで、一人ずつ上記の①~⑩まで解決してから、ようやく次の人に順番が回る方式で、参加人数が増えると待ち時間が長くなってダレる傾向にありますが、もともと他人の行動を見てから自分の行動を決めるタイプのゲームではないので(まさに多人数ソロプレイゲーム)、今回のプレイでは最低でもカードを4デッキ揃えて、よーいドンで各自ターンを進める方式でいこうと考えています(各ターンの開始だけは揃えて、皆の災難イベントを楽しめるようにするつもりです)。
 カード1デッキにつき2人は余裕なので、最低でも8人まで参加可能です。現時点で5人の参加が見込まれていますが、YSGAに興味はあるけどいきなりガチで対戦は気が引けるとか、かと言って見物だけの為に足を運ぶのはなーと思っている方は、是非この機会に、誰とも争わずに済む、気楽なアフリカ探険へ飛び入り参加してみませんか!?

by ysga-blog | 2012-06-16 20:58 | 【探検の世界史:総合】 | Comments(2)
Commented by もりつち at 2012-06-14 19:42 x
なんだか楽しそう。
次回は仲間に入れて下さい。
Commented by YSGA山内 at 2012-06-15 23:25 x
もちろん、いつでも大歓迎です。
アフリカ探険(AH)は、いつプレイしても楽しいです。
YSGA随一の探検家気質の持ち主である、もりつちさんなら、尚更でしょう。
 ある意味、こういうのも、那須塩原合宿で皆でワイワイやるのに向いているかもです。
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