(Jコマンド誌74号付)ドイツ装甲軍団:
スモレンスク攻防戦
《ドイツ装甲軍団 シリーズ第1弾》
コマンドマガジン第47号の付録となり、大好評を得た『ドイツ戦車軍団』。74号収録の『スモレンスク攻防戦』と『マーケットガーデン作戦』は、このドイツ戦車軍団の系譜を受け継ぐ新ゲームシリーズ《ドイツ装甲軍団》の第1弾、第2弾としてデザインされた意欲作である。ベースとしたドイツ戦車軍団の特徴とは何か? それは戦線を維持するための予備の重要性と、攻勢の継続が結果として主導権の確保に繋がるという2点。すなわち、第二次世界大戦の機動戦を再現するのに適し、かつ、限りなくシンプルということである。だが、ルールがシンプルであることと、シンプルにゲームをデザインすると言うことは同義ではない。安易な演出に頼ることをできるだけ避け、プレイヤーが主役であることを忘れないこと。プレイヤーがシステムに遊ばれないよう、あらゆる細部まで注意しなければならない。こうしたストイックな発想から立ち上がったのが《ドイツ装甲軍団》シリーズなのである。
『スモレンスク攻防戦』は、グデーリアン将軍が率いるドイツ軍第2装甲集団によるスモレンスク攻略を再現している。無敵のドイツ装甲部隊が初めて攻勢限界に陥り、ソ連軍からの頑強な抵抗を受けた戦いとして、短期間ながらも軍事的課題に満ちた戦場だといえる。デザイナーは平野茂。コマンドマガジン第52号付録『赤い夕陽のナポレオン』を手がけている。プレイヤーに状況と課題を突きつけ、思考競技としてのシミュレーションゲームの魅力を、なるべくシンプルなルール構成であぶり出すことを得意としている。
marsさんとHAさんの第二戦は、玄人好みの逸品スモレンスク
marsさんが、堀場さん所有のダイスタワーが欲しくなり、新宿イエサブで購入。堀場さんのと取り間違えないように、シールをベタベタ貼ってみました。▼