(Compass) Nations in Arms: Valmy to Waterlooもっちひさん自作『1796年』シナリオ先月の定例会300ヶ月連続開催記念に(11年ぶりに)発行されたYSGA会誌PiCAROに掲載された自作シナリオを、友絵少尉殿と試してみた。
コンパス「Nations in Arms」
自作シナリオ「イタリアのボナパルト」をテストプレイ。
1796年春季ターン~97年春季ターンの計5ターンで、フランス(仏)はオーストリア(襖)、ブリテン (英)を降伏させるか、フランドル・オランダ・スイス &ジュネーブ・ピエモンテ、ジェノヴァ、ロンバルディア・ロマーニャを併合、マイナーアライまたは衛星国化していれば勝利。連合国はフランスの勝利を阻みフランドルを征服すれば勝利。
96年春季ターン、特別ルールで仏軍は陸軍1~4マーカー、連合軍は陸軍3マーカーのみをプレイする。そのため仏軍の連続プレイも可能。
仏軍は最初に陸軍1マーカーを選択し、ヘクス3333の補給切れケレルマン部隊(4ステップ)がトリノへ突入。特別ルールによりトリノは自動陥落。
次にヘクス3634のボナパルトのイタリア方面軍(5ステップ)が、トリノ南方に展開する連合軍部隊を無視してジェノヴァに突入。+5修正で包囲作戦を行い一撃で占領・修復、ネルソンの艦隊はナポリへ退避。そのままヘクス3632へ進んだボナパルトはヘクス3532の襖ボーリュー部隊に背後から襲いかかる。ボーリュー部隊はたまらず壊滅。
続いてリヨンの分遣隊が長駆ナントのオッシュ部隊(2ステップ)に合流、オッシュはショレの損耗王党派軍に突入する。王党派軍指揮官シャレットは戦闘回避でヘクス2432へ退却。更にオッシュの追撃に対し3回連続して戦闘回避に成功、ヘクス2532、2531、2430へと順に退却。オッシュの掃討戦は空振りとなった。
ライン方面のジュールダン、モローらの部隊は特別ルールで攻撃を受けるか連合軍がライン川を渡るまで動けない。
次に仏軍4マーカー、ボナパルトはヘクス3534の襖アルジェントー部隊(1ステップ)を蹂躙し、さらにヘクス3433のピエモンテ軍コッリ部隊(2ステップ)を
撃滅。連合軍はすべて補給切れだったため、ひとたまりもない。
オッシュは王党派軍を再度攻撃。シャレットは戦闘回避しようとしたが、橋がないためロワール川を渡れず戦闘となり壊滅。シャレットは北への退却を悔やみながら処刑された。ヴァンデ地方を制圧したオッシュは引き続きブルターニュ地方のふくろう党掃討戦を行うべくソミュールへ。
続いて連合軍3マーカー。とはいえイタチ方面の部隊はトリノ北西の襖2個分遣隊しか残っておらず、ヴルムザーのイタリア方面軍(4ステップ)をヘクス3526からヘクス3929へと南下させるも、もはや決戦は挑めそうもない。
この後仏軍2マーカー、3マーカーが引かれるも動ける部隊がないためパス。仏軍は開始時に「追加の強行軍」カードを持つが温存。