第一次大戦勃発100周年記念〈1914年-2014年〉
(GMT)1914: Glory's End / When Eagles Fight
日本ではコマンド誌が付録ゲームにしてくれたお陰で、そこそこ知名度の高いWhen Eagles Fightだが、海外では米国版コマンド誌に付いて以来、一過性の雑誌ゲームとして埋もれた感があったものが、ここにきて(一次大戦勃発100周年記念にかこつけて)2イン1で箱入り再版。
特に東部戦線の方こと「When Eagles Fight」は、地図に鉄道線が新たに追加記載され、補給や増援は鉄道沿いという規定が追加された事で、これまでの自軍支配下の町・都市まで長さ無制限の連絡線が辿れればOKという、シンプルではあるがゲーム的な緩さがなくなり、鉄道沿いに攻める・守るヒストリカルな展開に。また、戦争中盤からは1ヘクスにスタックしている戦闘部隊の3分2程度しか攻撃できないという規定が追加され(塹壕効果?)、こちらも良い感じ。