(GMT)Barbarossa:Army Group North
(GMT)バルバロッサ:北方軍集団シナリオ8
「The Tikhvin Offensive:チフヴィン冬季反攻」▼シナリオ終了時(全10ターン貫徹)のチフヴィン橋頭堡の様子
ノブゴロドは陥したけれど...。チフヴィン回廊の中途ブドゴシュを独軍に奪回され、1VP差でソ連軍敗北。
▼シナリオ貫徹時の北部ラドガ湖方面。降雪/厳寒になって湖が氷結すると、港湾補給が途絶えてたちまちソ連軍も補給切れになるので、こちらからの攻勢は事実上無理。ただし、氷結するとシュリッセルブルグにいる独軍が、レニングラード側に湖を越えて来れるので(ソ連軍の配置がない為)、その点だけは禁止としたいところ(レニングラード防衛軍が固く守っているはずなので)。なぜならここだけが包囲された大都市の命の綱であり、湖を越えてソ連軍が兵站ユニットを大都市側へ渡すと、1つにつき1VP独軍のVPを減ずることができる。ちなみに初期配置の兵站4個が、大都市補給VPの限界と思われる。
★期せずして最初の赤軍冬季反攻レッド・タイフーンの轍を踏み、限られた兵力で分不相応な戦果を夢想してしまったのがソ連軍の敗因。
シナリオタイトル通り。独軍突出部の先端ティフビンだけ狙えば良いものを敢えて固く守られたティフビンは避け、バルジの根元を狙う作戦を採ったのが悪かった。根元へ兵力を移動させる時間もなく、また根元から切断できるほどの兵力もないと認識すべきだった。
状況が許すのはティフビンを小さく包囲して攻め落とすことで、独軍が固守すれば丸っと包囲。救出に来ればその消耗を狙うのが最善手だろう。次回の機会には、ぜひその方針で臨みたい。
ソ連軍、百戦功なくして、チフヴィン回廊分断できず...
それでも、負けたとは言え、シナリオをフルターン貫徹できた事で宿願を果たした思いがして充実感は半端ない。