YSGA第307回定例会の様子その5(仏Vae Victis誌60号付)POUR DIEU ET POUR LE ROY ヴァンデ党叛乱)

(仏Vae Victis誌60号付)POUR DIEU ET POUR LE ROY
神の為、そして王の為に
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 フランス革命時のブルターニュ半島におけヴァンデの反乱〔1793年3月から10月までを扱う〕。エリアシステムで、あんまり勝敗を気にしないでプレイするタイプのゲームとのこと。Dublinさんが翻訳を終え、コンポーネントも見ての通り、やり易くしたのを受けての対戦。
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革命政府軍は勝敗に関わらず積極的に攻撃しない事を理由に将軍がギロチンへ送られ、ヴァンデ軍将軍は確率以上に戦死してしまう展開に、盛り上がる。
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Dublinさんの対戦後コメント:ヴァエ・ヴィクタス誌の付録ゲームプレイして下さる奇特な方に恵まれプレイする。このゲームはデザイナーズノートにはっきりと書かれているが、競技用の作品では無い。陣営の戦意の変動が戦闘に参加した双方の合計戦力で判定するので、圧倒的大戦力で攻撃すると戦意を稼ぐことが出来る。これはそれで正しいとデザイナーズノートにも書かれている。革命政府軍は積極的に行動しないと、将軍が革命裁判所送りになるなど、過程は楽しいゲームである。
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哀川さんの対戦後コメント:普通では触れないであろう戦史に触れることができ、
とてもうれしかったです。初手にカトリノー(ヴァンデ軍の初代総帥)とボンシャン
(ヴァンデ軍最良の将軍。自分の死の間際、怒り狂って捕虜を殺そうとした兵士に対し、紳士的な振舞を説いた逸話が有名)が戦死し、そこから坂道を転げ落ちるような敗勢に陥るところが史実同様で、敗北にも関わらず興奮してしまいました。
ヴァンデ軍はできるだけボカージュの奥に革命政府軍を引きこまないと苦しいです。弾薬不足によるサイの目修正が痛く、ボカージュの1コラムシフトと道路から外れるだけで補給切れになる革命政府軍の弱点をつく戦い方が求められると思います。
(ただし道路をふさいでおかないと重要拠点に入られてサドンデスを喰らうので、そこをどう守るか、も重要)
また、独力では弱体な下ポワトゥ、ロローをどうフォローして戦闘に勝利させるか、彼らが弱体かついつまでも弾薬不足だと、革命政府軍に大戦力で追いまわされてあたら戦意をくれてやることになってしまいます。
積極的に攻撃しないと将軍がギロチン送りになってしまう革命政府軍。そこで、「どう攻撃させるか」というタイプの戦い方がヴァンデ軍には求められると思います。
いろいろ考えることの多いゲームで、とても面白かったです。叶うならまた再戦したいゲームです。
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ヴァンデ反乱鎮圧されるの盤面。やはり反乱軍には巧妙に立ち回るゲリラ的発想が必要なのだろう。いずれにしても、これは面白そう。
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by ysga-blog | 2015-01-24 20:53 | 【中世ヨーロッパ:総合】 | Comments(0)
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