不屈の26年連続開催GW大会その7(ASL歴史モジュール『Berlin: Red Vengeance(HoB社1997)』キャンペーン四人戦そのⅴ CG1終了)

Berlin:Red Vengeance
キャンペーンゲームⅠ(1945年4月28日午後)
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第7ターン終了時〔各種マーカー類取り除いての撮影〕。同時にキャンペーン1も終了
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愛するアーニャ、

元気にしているだろうか?
ベルリンを目指す僕たちの戦いも、とうとう終わりが近づいてきた。
噂によると、5月1日までにヒトラーを捕えるか、ライヒスタークを占領するよう、同士将軍スターリンからの厳命が下っているらしい。最後まで気の抜けないことだ。
ヴェディングからモアビットを通過し、北からベルリン市街へ入った僕たちの部隊は、とうとうシュプレー川を越えてナチどもの巣窟へ踏み入ろうとしている。
ジューコフ将軍は東西3つの橋でシュプレー川を越えようとしているようだ。
シュプレー川はただの濁った薄汚い川で、故郷のヴォルガの雄大さには比べようもない。

シュプレー川を越えるための戦いは、今日4月28日の午後から本格的に始まった。ナチの工兵どもが爆薬を仕掛けようとしていたが、我軍の戦車と機関銃部隊に射すくめられて失敗していた。
姑息なナチの犬たちは、川の南岸へ撤退し、北岸には少々の障害物と地雷原だけを残していったようだ。気の毒に、モアビット収容所から解放されたばかりの囚人たちが先頭に立って地雷原へ突撃させられている。ナチの戦時捕虜となった彼らには、「ラーゲリか、ライヒスタークか」の選択肢しか与えられていない。すぐ後ろにはNKVDやスメルシュの将校がついていて、下がろうとしたものは即座に射殺されてしまう。
燃料が尽きたのか、ナチのパンター戦車が車体を埋められ、砲塔だけを出して我々を攻撃してくる。スターリングラードの時とは完全に立場が逆転しているのだ。チュイコフ将軍が見たら何というだろう。
我軍の戦車に多少の被害が出た。味方の戦車と自走砲は、装填不良を起こして反撃できない。これだからソビエト製は・・・
苦戦を覚悟した我々だったが、勇敢なる空軍のシュトルモヴィクが片付けてくれた。慌てふためくナチ共を見るのは気分が良い。
橋を巡る激戦の果て、モルトケ橋を攻撃していた部隊が、迫撃砲からの煙幕の援護を上手く使って遂に渡河に成功した。橋の手前の地雷原には、まるで安全な通り道を示す路標のように、囚人たちの死体が折り重なっている。先頭を切って渡河した部隊は、我々がヒムラーズハウスと呼ぶ大きな建物に突入したが、反撃を受けて全滅してしまったようだ。それでも対岸に拠点を築けたのは大きい。東側の2つの橋でも、我軍の部隊がジリジリと進んでいる。
支援の迫撃砲がナチの拠点の一つを粉砕したころ、夕闇が街に落ち、戦闘は一旦休止を迎えた。

慣れない市街地で、追い詰められた敵を相手にしての夜戦は危険が大きすぎると判断したジューコフ将軍は、今夜は戦闘を行わないことにしたようだ。おかげでこうしてゆっくり手紙を書く時間が取れた。明日はいよいよシュプレー川を渡ることになるだろう。ライヒスタークまであと少しだ。

4月28日
ヴィターリエヴィチ

by ysga-blog | 2015-05-04 19:52 | ASLコンコマコンフリ三大戦術 | Comments(0)
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