YSGA1月例会の様子その2〔(AH/MMP)ASLシナリオ[3000] "Assault on Round Top"6人戦その❶〕

(AH/MMP)ASLシナリオ[3000]
"Assault on Round Top
"
44年9月末:ラトヴィアのとある丘
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 神戸からINBさんがASLしに来るなら、ここでしか出来ない物をお祭り感覚でやろうと企画された特別シナリオ。
 ASLer多しと言えども、デビルズ・デンもやるゲーマーは極少ないだろうということで、アメリカ南北戦争の激戦地ゲティズバーグ会戦二日目リトル・ラウンド・トップの戦いを扱った戦術級ゲーム「デビルズ・デン」(AH)のマップを流用したAH公式サポート誌ジェネラル掲載のシナリオを最大6人でプレイ。
この特別シナリオはジェネラル誌Vol.22 No.51986年刊)に掲載されたもので、それを1994年のYSGA会誌PiCARO第4号に訳出、1999年9月の第123回定例会で初プレイ に漕ぎ着けたものの、その後、YSGAにおけるASL冬の時代が到来して10数年。AIRさんの復帰を受けて再びASLが頻繁にプレイされるようになり、遂にこのシナリオも16年(196ヶ月)ぶりに2度目の対戦の時を迎えた(訳出掲載より実に22年目)。
 陣営分けとしては攻めるソ連軍を神戸のINBさん、Dublinさん、idioten3人が受け持ち、守る独軍を紫龍さん、IMuTさん、ゲーム終盤仕事帰りに立ち寄ったflacoさんの3人が担当した。

 ソ連軍の配置の方が先なので、独軍の初期配置を牽制すべくスローター・ペンの森を射界に収めるように82㍉迫撃砲を配置。もう一つの迫撃砲と12.7㍉重機はマップ最左翼に配置して一気にリトル・ラウンド・トップへ駆け寄る態勢を取った。残りの歩兵グループ(最良の9-2指揮官と軽迫撃砲、MMG装備)は、ビッグ・ラウンド・トップの森の中を駆け抜けてリトル・ラウンド・トップの背後へ抜ける計画。

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 勝敗には拘らないお祭り的なシナリオなので、歩兵分隊の数こそ固定だが、指揮官、支援兵器、戦闘車両は無作為に決定される。今回はソ連軍に82㍉迫撃砲が2門に12.7㍉重機1梃に、9-2指揮官1、8-1指揮官2人という幸運に恵まれてほくそ笑んだが、独軍側は支援兵器こそ50㍉軽迫撃砲が多めと恵まれなかったが、まさかのピンゾロ連続で10-3指揮官2人という化物が登場。軽機関銃の遠距離射撃1火力で開豁地の臨機射撃マイナス5修正という、攻め寄せるソ連軍にとっての地獄が現出。

▼第2ターン終了時。最左翼のソ連軍は、スローター・ペン脇の森をゆっくりと下がりつつある独軍の17ヘクス先を堂々と進撃。視線が通っても17ヘクス以降は隠蔽〔?〕マーカが剥げないというルールを利用しての大胆さ。それでも一応囮として16ヘクスの平地を1個分隊に駆け抜けさせると、10-3指揮官を有する軽機関銃がマイナス5修正の1火力臨機射撃を仕掛けてきた(幸運にもピン・チェック止まりだった)。リトル・ラウンド・トップへと駆け戻る独軍分隊が1高度分、丘を登ったことで視線が通るようになった82㍉迫撃砲が臨機射撃をお見舞いしたが、こちらは外れた。

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▼第3ターン終了時。最左翼の82㍉迫撃砲は、引き続き斜向かいの同レベル開豁地の独軍軽迫撃砲分隊を射撃するも外れ。第1ターンに最左翼から登場した独軍増援の1スタックが丘の縁に進出。その隠蔽を剥ぐためにも、かまわず丘に駆け寄るソ連軍だったが、12.7㍉重機を運ぶ操作班と指揮官スタックに臨機射撃。まさかの10-3指揮官2人目の登場に色めき立つソ連軍をよそに必殺の射撃を解決。しかし指揮官こそ混乱したが重機操作班はまさかのピンゾロで戦意高揚(あと1つダイス目が大きかったら凶暴化していた)。スローターペンの森の中では遅滞行動中だった独軍分隊にソ連軍2個分隊と指揮官が突入し混戦状態に(不利なはずの独軍に返り討ちにあい1個分隊損耗した)。

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▼第5ターン終了時(4ターンの写真は撮り忘れ)。ビッグ・ラウンド・トップの森の中を駆け抜けるソ連軍グループが何気なく丘を登ったところ、10-3指揮官を有する軽機関銃スタックと同レベルとなり、すかさず臨機射撃を喰らう。紫龍さんのダイス目も良く、出目「3」にマイナス3修正(林+1は非警戒△1で相殺)で「2Kill」となり、速度重視で指揮官とフルスタックしていたのが祟って9-2指揮官と1個分隊が死散。森に覆われた複数レベル丘に幻惑された結果であった(森の奥深くだから、当然視線は通らないだろうと思い込んでいた)。

 一方のソ連軍最左翼では、正体を表した10-3指揮官スタックに必殺の82㍉迫撃砲弾が降り注ぎ、デビルズ・デン専用地形である礫荒地なのも祟って(間接射撃に対して破片が当たりやすい△1修正。小石がゴロゴロしているので着弾すると石礫が破片効果を倍増させる)10-3指揮官は混乱、分隊は死散した。これに勢いを得て、斜面を駆け登るソ連軍歩兵の群れは独軍が遺棄した軽機関銃まで鹵獲。これを眺めるINBさんから「まるでThunder at Cassino(AH)みたい」との声が漏れる。

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▼第6ターン終了時。丘の縁に顔を出すと、ROF3の82㍉迫撃砲のつるべ撃ちを喰らうと恐れた独軍は、反斜面防御へと移行。それっとばかりに丘の頂上に駆け上りたいソ連軍だったが、10-3指揮官2人が睨みを利かす頂上レベルへ顔を出せば、今度はこっちが蜂の巣にされるとあっては、取り敢えず戦車の増援待ちに。

 一方、ビッグ・ラウンド・トップの麓から登場したIMuTさん率いる独軍グループは、森の中を迂回してくるソ連軍より先に防衛線を敷くことに成功。反斜面で敵を待ち受ける間を利用して、タコツボ掘りも開始(後で開豁地だけでなく礫荒地でもタコツボ掘れると分かり、皆が掘りまくる)。

 なおidiotenの勘違いから、ソ連軍の戦車/自走砲増援登場判定はまとめて1回だけとしていたが、INBさんが主張していた戦車、自走砲グループそれぞれ1回ずつが正しく、本当はこのターンに自走砲増援が登場していた事が後で判明した。

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▼第7ターン、待望のソ連軍戦車増援登場。戦車グループはT34/85×5輛に、自走砲グループはSU-76M×2輛。
▼第7ターン終了時。ソ連軍戦車増援が登場判定にパスした事で先の誤読が判明し、遅ればせながら自走砲増援も登場。独軍の戦闘車両が現れる前にできるだけ距離を詰めるべく突進開始。

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▼第8ターン、独軍にも駆逐戦車増援が登場。4号駆逐戦車〔初期型四駆:搭載砲はヘッツァーと同じ75㍉48口径〕×2輛。
▼第8ターン終了時。右翼の82㍉迫撃砲が煙幕を展開。ビッグ・ラウンド・トップ経由部隊の突進をサポート。独軍の駆逐戦車増援の登場を受けて、その進路から歩兵を遠ざけたソ連軍だったが、後から考えると轍(TB)にソ連軍歩兵を布陣させて、駆逐戦車にとって不利な肉薄戦を強いた方が良かったと後悔した(肉薄戦を嫌って停止/砲撃すれば、それはそれで遅滞行動となる)。

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▼第9ターン終了時。受け取れる車両数としては最大の5両というT34/85を得たソ連軍は、遂にリトル・ラウンド・トップの斜面を登り始める。またSU-76の1両は火力支援としてHoucks Ridgeに布陣させ、残り1両は独軍駆逐戦車への牽制の意味でも丘の麓へ肉薄させた。

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独軍は丘の頂上で一斉にタコツボ掘りに勤しんだ(ズラリとTIマーカが乗っている)。
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by ysga-blog | 2016-01-30 12:12 | ASLコンコマコンフリ三大戦術 | Comments(0)
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