いい付録が付いてこそのゲーム雑誌なのです・・・遂に出た・・・なんてボリュームだ・・・届いたばかりの(GMT/CMJ誌最新#131号) ロード・トゥ・モスクワを早速やってみた!! これは尊いッ!!

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(GMT/CMJ誌最新#131号)
(GMT/CMJ#131)Roads to Moscow
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すごく凄いです・・・ (AH)クレタ島降下作戦から(3W/HJ)チュニジア大突破を経て、(GMT)Barbarossa:軍集団シリーズに(Compass)バターンまで、ボリスの作ったゲームは、あらかたプレイしてきた生粋のボリサーを自認するだけに、(GMT/CMJ#68)シチリア侵攻作戦以来、実に10年ぶりとなるボリス・ゲー日本語ライセンス化を、とても楽しみにしていました。
特にこのRoads to Moscowは、これまでネット上でも和訳ルールの存在を見つけられなかっただけに、私が知る限り、これが初訳出になるのではないでしょうか。
本誌巻頭に、リプレイ(バトルレポート)記事代わりに掲載された、原版プレイブックの「拡張されたプレイの例」も、フルカラーの図版に差し替えられて訳出されており、ルール理解の補助としては理想的だと思います。
最近のGMTゲームで何がゲーマーフレンドリーかって、序盤1~2ターンの詳しいプレイの例(リプレイ方式)を、プレイブックに図版入りで載せてくれることで、これがあるとないとではルールの読解に雲泥の差が出ます。

 今年はじめの(GMT)France'40付録化と同じく、この(GMT)Roads to Moscowも、元が2in1ゲームだけに、今回はまず、モジャイスク・マップを使用する「モジャイスク・キャンペーン」が選ばれていますが、コマンドから届いた封筒を持った瞬間、ここ数年、感じたことのないズッシリした重さを覚えました。
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 それもそのはず、マップこそフルマップ1枚ですが、カウンターシートは2枚、フルカラーのチャートはサイズの異なる6枚もがあり、ルールも20ページ以上ありました。
 早速ルールとチャートに目を通しましたが、2013年に原版が出て以来、各所で発表されたエラッタやQ&Aも反映され、更にチャートも原版の物より補足や明確化が施されて、ある意味、既に原版を持っている人も欲しくなるような中身になっていました。
 これはボリス・ゲーム愛好家としても嬉しい限り!!
 ある意味、雑誌付録ゲームとは思えない程のボリュームです(コマンド赤字覚悟の大盤振る舞い!?)
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▲両開きの手持ちチャート(両面印刷)に、A4サイズの両軍シナリオ戦闘序列が4枚、細長いターンテーブルが1枚と、こんなに大小様々なチャートが付いた事は、これまでなかったように思います。
 ターンテーブルにある降雪ターンも、原版のそれでは単に「W」と印刷されているだけでターンマーカを当該ターン欄に置くと、その「W」が隠れて、うっかり降雪効果を適用し忘れることがありましたが、コマンド付録版では背景に降雪を示す雪玉模様が追加されていて、ゲーマーフレンドリーな感じです。

▼瑣末ではありますが嬉しい日本版特典:SSライヒ師団の活性化(AM)マーカーが好みで使い分けられるよう、正規の「灰色にグリーン帯」(写真下)のものと、SSイメージを重視したオプションの「黒に白抜き」(写真上)のものという2種類が付属(どうせ登場するSS師団は1個だけなので、緑のカラーバーは特に必要ない)。
 活性化チットは独軍赤軍別々にカップに入れ、そこから先攻後攻の順に交互にランダム引きするので、AMマーカの色をドイツ陸軍と同じ灰色に揃える必要はなく、実際のプレイでは、かえって(緊迫した戦況下では特に)灰色のチットが引かれると『第10装甲師か!?それともSSライヒか!?どっちだ!?』と、一瞬焦ることが多いので、第10装甲師の灰色とSSの黒とで明確に見分けられると助かります。
パスして活性化チットプールに裏返して温存する際、SSと10Panzとで敵に識別されるのが嫌な向きには、通常通り灰色の活性化(AM)チットを使用すれば良いでしょう。
あくまでこれはお好みオプションですから040.gif
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▼待ちに待っていただけに、早速ユニットを切り出して、序盤3ターンを扱った短時間シナリオに挑戦中。写真は第1ターン終了時の盤面。
 ちなみに当然ながら、原版マップで抜け落ちていた一部の橋梁(エラッタで書き込み指示あり)も、コマンド版では追加記載されていて安心しました。
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今年はFrance'40と、このRoads to Moscowと、GMTライセンス付録が熱いですね

by ysga-blog | 2016-10-19 20:09 | 【その他;独ソ戦:全般】 | Comments(0)
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