2017年 09月 03日 ( 3 )

サイパン戦を学ぶ会...Compass社の最新作『Saipan - The Bloody Rock』 (CSS:中隊規模シリーズ第一弾)。ほぼその場でのルール口頭説明で四人いきなり上陸シナリオ

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Compass社の最新作Saipan - The Bloody Rock
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シナリオ4『地獄の一週間』

帝國陸軍歩兵第四十三師団+海軍:官兵衛さん 歩兵第四十七旅団:ironcradさん
米第2海兵師団:idioten、第4海兵師団:Dublinさん
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 シナリオ3〔上陸初日のみ〕とシナリオ4〔上陸からの1週間〕では、同じスタートラインながら配置ユニットや活性化チットの数が大きく違うので、どのシナリオで配置を開始するかお互い確認しておく。
 今回、日本側はシナリオ4の配置で、米軍はシナリオ3の配置でやっているものと勘違いしていて、初動で部隊はあるのに活性化チットがないとか混乱が起きた。
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▲初期配置終了時のサイパン島南部〔米軍視線〕
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▼1ターンを終えたところで、サイパン購入者の一人O林さんも見学に来場されたが、徹夜明けだったのもあり少し眺めたところで夕方まで熟睡された...112.png
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 タラワ戦の戦訓を如実に活かしていると感じられた、米軍水陸両用戦車と共に歩兵が上陸する事による防御効果。
 装甲ペラペラのアムタンクでもスタックに含まれるだけで、命中率を二割も下げる効果は抜群。
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▼第2ターン終了時〔午前10時末〕
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今回の失策&ルール適用間違った(すぐ気づいて訂正した)点一覧〔備忘録〕:

砲兵による遠距離臨機射撃の間違いも大きかったが、米軍上陸部隊がすぐに展開状態にならなかったのも失策。
展開面になってさえいれば、潰走判定に失敗しての即全滅は無かった(司令部が上陸していない間は揚陸後の潰走判定に失敗すると永久除去となる/エラッタによる明確化)。

2ターンまで米軍が行える事前砲撃(おそらくロケット砲LST)は、命中しなくてもそれによる弾幕マーカが置かれたヘクスでは移動と回復アクションの禁止が課せられるのも大きい。
今回は近視眼的に目の前の敵にぶつけてしまったが、日本軍予備隊の移動阻止や砲兵観測の妨害など、もっと広い視野で砲撃ヘクスを選定すべきだった。

米軍空襲〔1つにつき1ダイレクト・コマンド・ポイント支払い必須〕では、地形や部隊の隊形修正など一切無視して、単純に空襲火力〔6〕以下命中で解決できる。例え相手がトーチカに篭っていようと、戦車(ハード目標)であろうと無修正でダイスを振れる。

重機関銃を含むユニットが臨機射撃を行ったら出目にかかわらず「継続射撃」マーカを置き〔臨機射撃済マーカでなく〕、次の臨機射撃以降、出目が7以上〔7を含んで上〕にならない限り、以降も臨機射撃できる(ASLのROFみたいな感じ)。
 ただし7以上になると米軍は故障/後方送りになったと見なされてユニットから剥ぎ取られて師団プールに戻される。
 ただし、日本軍が2度目の臨機射撃(既に継続射撃マーカが置かれて)以降7以上を出すと完全に故障/または弾薬枯渇に陥ったとして重機関銃は永久除去される。
 また、通常の射撃でも支援兵器を使用していて最悪の出目「9」をだすと、同じように故障/除去される(〔8.4〕参照)。

途中までダイレクト・コマンド・チットを引き当てても、ポイント受領数決定だけしかしていなかった。
ポイント受領後、そのポイントを使って1ユニットにつき1アクション行えたにもかかわらずである。これによる行動数不足は米軍を大いに不利にしてしまった。も参照

受領蓄積したダイレクト・コマンド・ポイントを支払って行うセカンド・アクションだが、日本軍の間接砲兵だけはセカンドアクションで砲撃アクションを選べない(知らずに日本砲兵がダブル砲撃していたのも米軍橋頭堡の壊滅に寄与した)。
 また、両軍とも所属司令部の範囲内にいるか、友軍指揮官とスタック/隣接していないとセカンド・アクションする権利を持たないというのも読み落としていた。

「釘付け(Pin)」と「混乱(Suppression)」の違いを、よく認識していなかった。射撃結果でゼロを出すとあるDG/Sを非統制/釘付けと早合点して、釘付け(Pin)マーカを置いてしまっていたが、本当はもっと縛りのキツイ~射撃も移動も不可な~混乱(Suppression)だった。
 釘付け(Pin)は、スタックの中で潰走判定にしくじって取り除かれたユニットと判定に成功してその場に踏み止まったユニットがいたときに発生し、取り除かれたのを横目に踏み止まったユニットに置かれるマーカ〔8.5.1〕参照。

移動隊形⇔戦闘(展開)隊形への変換は、師団/組織活性化の冒頭にのみ可能。ダイレクト・コマンドによる活性化では隊形変換できない(〔6.0〕文末参照)。

支援兵器や指揮官による火力増加は、戦闘(展開)隊形にあるユニットだけが享受できる。移動隊形のユニットは、それらとスタックしていても活用できない(〔8.3.2〕参照)。
 また、集中射撃や、スタックした友軍ユニットによる合同射撃も、戦闘(展開)隊形になければ行えない。

日本軍に限り、潰走判定を強いられた際、1DG被れば判定しないで済ませられる(〔8.5.3〕参照)。

展開隊形の徒歩ユニットは、1アクションで蛸壺〔防御修正△1〕を掘れるのを読み落としていた(〔11.1〕参照)。これは上陸直後の米軍が橋頭堡にしがみ付くには有効なルールであった。

カラーコードの異なる部隊ユニットが移動してきてスタックして活性化を終えると、非統制度が1悪化(+1DG)する。

米軍の強襲は1ダイレクト・コマンド・ポイントの支払いが必須で、次の活性化まで1クッション挟まなければ実施できないが、日本の突撃はポイントもいらず、1クッション挟まずに即実施できる。
 ちなみに強襲/突撃の解決は、TQをそのままプラスしたりする各種修正後の出目をお互いに差し引いて、残った数値が相手に与えるDGとなる。例えば防御側18-攻撃側11であれば、強襲/突撃してきた攻撃側が返り討ちに遭って7DGを被ることになる。
これが複数ヘクスから行われたのならDGを分散させられるが、それができないと4DGを超える毎に1ユニット除去なので、単純に考えると最低でも3ユニット除去ということになるわけだ。
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▼今回最大のルール間違い。日本軍後方配置の間接砲兵〔火力ボックスが黒色〕まで米軍の侵攻上陸時に臨機射撃したこと。
 これはルールの書き方が悪く、間接砲兵は臨機射撃できない〔火力ボックスが黒色のユニットは射撃ゾーンを持たない=臨機射撃は射撃ゾーンの敵に行える〕というルールが、ルールブック冒頭の用語の定義の中にある「射撃ゾーン」の所に何気なく書かれていて、我々がそれに気がついたのが夜になってからだった。
 その為、上陸したばかりで移動モードの最も撃たれ弱いところを、つるべ撃ちされて、レッド・ビーチ、グリーン・ビーチの米軍上陸第一波が殲滅され、更に日本軍に蹂躙されて後続上陸不能となった。
 従って正しくは、上陸したばかりの米軍ユニットに隣接している日本軍ユニットと、火力ボックスが白色の日本海軍沿岸砲台だけが射程内の海岸に上陸したばかりの米軍および上陸海岸へ接近中の米軍舟艇〔海上のリーフ・ボックス〕に対して臨機射撃を行える。
 もちろん、日本軍チットで活性化した砲兵が米軍橋頭堡を撃ち白ますのは当たり前にできるが、チット引きのタイミング次第なので、米軍が先に戦闘隊形に展開を終えたり、上陸する前に活性化し終えていたりする。
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▼第4ターン終了〔上陸開始8時間後〕まで。これだけのユニット数、しかも4人中ルールを口頭説明されただけのメンバーが3人という状況で、夕方までに4ターン終わらせたのはかなりサクサクできる証拠と言える。
 色々間違ったかもしれないが、システムがとても簡単で盛り上がることは確認できた。官兵衛さん曰く、元ゲームのGTSよりシンプルなのは間違いないと。
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 流れも理解して、ルールの勘違いも正されたので、これは是非近いうちにまた再戦したい!!
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by ysga-blog | 2017-09-03 18:28 | 【大東亜"新秩序"戦争:総合】 | Comments(0)

【最新作中身拝見】製作はテッド・レイサーにあらず...GMT最新作:第一次大戦東部戦線キャンペーン『Illusions of Glory』

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GMT最新作:Illusions of Glory
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Designer Perry R. Silverman
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by ysga-blog | 2017-09-03 16:34 | 珍しゲーム紹介 | Comments(0)

物持ちの、ぱんさんちゲーム棚から取り出してプレイしたゲーム達:

(HJ)ロール・フォー・ザ・ギャラクシー
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ぱんさん、ばしこさん、寸借組副長、饅頭屋、idiotenの5人で
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ばしこさん偏頭痛にて早めに就寝後、残った4人でもう一戦
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(アークライト)Dead of Winter
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唯一の裏切り者設定を引き当てたidiotenが、度重なる追放の声を言いくるめた上で最後の最後に裏切って一人勝ち。怨嗟の声に溢れるもゲームシステムだから是非もないと突っぱねる136.png
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the GAME カードゲーム
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CUCCU
カードゲーム
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▲持ち主のぱんさんもルールが分からなかったゲームだが、寸借組副長が関わりの強いゲームだったので、その場でルール説明してくれて楽しくプレイできた。

〔ズベズダ〕ARMADA INVINCIBLE
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▲ぱんさんが大安売りで買ったゲーム。最近YSGAで帆船の戦いがブームということで、箱開けてプレイしたいねーと、ひとしきり話し合われた。

by ysga-blog | 2017-09-03 11:59 | 【SF/ファンタジー全般】 | Comments(0)