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第337回定例会の様子その3(Against the Odds誌アニュアル2007)LOOK AWAY! アメリカ南北戦争/西部戦域/1864年夏アトランタ・キャンペーンその❶

「そこからアトランタは見えるかッ!?」

「見えます! アトランタ市街の各所、一望のもとですッ!!」


Against the Odds誌アニュアル2007LOOK AWAY!

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 1994年の春にNHK教育の海外ドキュメンタリー「The Civil War」全9回の影響で、すっかりアメリカ南北戦争にハマってしまった私は、手当たり次第に南北モノをプレイしたが、最も痺れたのがジョン・プラドスのThe Campaigns of Robart.E.Lee(CoA)だった。
 南北戦争の面白さは将軍のキャラクターにあると強烈に思っていたので、将軍の能力値が細かくて肖像画まで完備しているキャンリーはドンピシャだった。
 確かにルールは乱雑で、いちいち将軍毎に編成表で数値を管理しないといけない煩雑さもあり、それを厭わないマニア向けではあるが、ASL同様、細かなことには目をつぶり、知っているルールだけで強引にプレイしてしまえば意外にシンプルでさえあると分かった。
 そして、このキャンリー(東部戦域全期間)と、続く『Army of The Heartland』(西部戦域の1863年までを扱う)は、グランド・キャンペーンとしてではなく、戦役毎にブツ切りにしたマルチ・シナリオ方式で戦域を俯瞰するものだったが、CoA社に見限られたのか(売れ行きが良いとは思えないし)、季刊であるAtO誌が年に1冊出す本格派ゲームの2作目として出されたのがシリーズ3作目にあたる本作『LOOK AWAY!』(Annual 2007年版)であった。
 本作で扱うのは、アトランタを目指す北軍シャーマン軍集団の進撃開始からアトランタ陥落に至る4ヶ月間のキャンペーンゲームで、コンポーネントとしてはフルマップ1枚に駒数はマーカ込480個、1ターン4日間で1864年5月1日から9月1日までの最長25ターンとなっている。
 ルール的にはクロノノーツの和訳アーカイブに載せている前作ハートランドの日本語訳がそのまま使えるが、1ヘクスの距離と1ターンが表す長さが異なる為、細部に変更が施されている。
 他社ブランドになったとは言え、意匠こそ異なれどシリーズ共通のデザインを踏襲してはいるが、雰囲気たっぷりだったCoA社の手描き風マップに比べて色味のないマップデザインになったのが残念ではある。好意的に解釈すれば、ディープサウスの暑苦しさを感じさせると言えなくもないのだが。
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ペロ軍曹さんvs.idioten、2年ぶりのキャンリーシステムゲーム対戦
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※ルールが多いので細かなルールの適用ミス多し。一番大きかったのは、2人以上の将軍がスタックしている場合の消耗判定を終盤まで行っていなかった事と、町に指揮官が位置していないのに平地があるからと無条件で徴発を行っていた事。
 本来なら大軍のスタックで消耗を重ね、徴発不足で軍費が加速度的に減っていくところ、多くが間違った徴発実施で通称「給与」の支払いを免れ、スタック損耗の失念で、戦力の低下が遅かったことが挙げられる。
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by ysga-blog | 2017-07-18 21:50 | その後の米南北戦争:総合 | Comments(0)

第337回定例会の様子その4(Against the Odds誌アニュアル2007)LOOK AWAY! アメリカ南北戦争/西部戦域/1864年夏アトランタ・キャンペーンその❷

(Against the Odds誌アニュアル2007)LOOK AWAY!
アメリカ南北戦争/西部戦域/1864年夏アトランタ・キャンペーン
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▼第4ターン終了時
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▼第5ターン終了時
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▼第6ターン終了時
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▼第7ターン終了時
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▼第8ターン終了時
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▼第9ターン終了時
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by ysga-blog | 2017-07-17 20:59 | その後の米南北戦争:総合 | Comments(0)

シモニッチ氏も人が良いから、プレイヤーからの疑問質問は後日全てルールに明確化を追記改訂。従っていつまでもルールの更新が止まらない...(GMT)The U.S. Civil War

(GMT)The U.S. Civil War
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 2017年3月、ルールに大量の明確化が追加されたので、それを盛り込んだ形で松谷さんが再度和訳し直し、そのバグ取り目的で柏さんと「1862」開始でプレイされた。
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 ゲーム展開としては、南軍が東部でも西部でも最悪の出目に見舞われて投了。1917年3月明確化が適用された和訳は、近日公開予定。
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by ysga-blog | 2017-07-12 00:18 | その後の米南北戦争:総合 | Comments(0)

再戦の巨人:アメリカ南北戦争『ゲティスバーグ』...(GMT)Clash of Giants:Civil War ゲティスバーグ・リベンジその①

(GMT)Clash of Giants:Civil War
ゲティスバーグ
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 前回プレイした時は史実より前進防禦してみたらどうなるだろうかと試してみたが、無理を通せば道理が引っ込むの例えどおり、北軍が7ターンで投了せざるを得ないほどの大打撃〔軍の半分が包囲殲滅〕を受け、このままでは本ゲームの沽券に関わると、あまり日をおかずに再戦してみた。
 今度は史実を念頭においての後退防禦で、当初からカルプス・ヒル、セメタリー・リッジを固める方針で臨んだ。
 ちなみに北軍は前回と同じくidiotenが担当し、南軍はYSGAを代表する豪腕ゲーマー饅頭屋さんに受け持ってもらった。

▼第1ターン終了時(今回は両軍とも4ターンまで増援の前倒し判定は避けて、遅延VPの戻し入れを狙った。この効果で両軍とも遅延VPを8点近く稼ぐことに成功)
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▼第2ターン終了時の盤面全景
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 カルプス・ヒルとセメタリーヒルへの南軍肉薄を防ぐため、北軍11軍団とビュフォード騎兵にだけはゲティスバーグの正面で前進防禦してもらう。
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▼第3ターン終了時 史実通り、北軍11軍団は南軍を遅滞させることには成功したが半分近く除去されてしまった。
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▼第4ターン終了時 チットの引きにも恵まれて、北軍11軍団の残余と騎兵は包囲されることなく防衛線に収容できた。
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▼第5ターン(初日夜間)終了時
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北軍の防衛線は、ほぼ史実通り。
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 初日の南軍が不運だったとすれば、チットの引きが悪く、道路の後ろにいるものから活性化したので、道路移動が殆ど使えなかったこと。特に増援路上行進を考えると、道路移動の最後には路外へ出て、後進に道を譲る態勢を整えるのも重要だ。
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by ysga-blog | 2017-07-08 18:18 | その後の米南北戦争:総合 | Comments(0)

獅子吼ロングストリート...(GMT)Clash of Giants:Civil War ゲティスバーグ・リベンジその②

(GMT)Clash of Giants:Civil War
ゲティスバーグ
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▼第7ターン終了時。前回はこのターンで北軍の大敗北が見えたことを考えれば、やはり行き過ぎた前進防禦が、いかに愚策であったかが知れる。
しかし、それでもカルプス・ヒルとセメタリー・リッジをガチガチに固めた反動で、北軍左翼が薄々に!!
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▼ 締まり屋の南軍は、わざと丘の上の北軍に張り付いて、ターン末の強制退却フェイズに、弾かれたピンボールの要領で、リトル・ラウンド・トップ方向(南西)へ退却という名の転進で距離を稼ぐ手に出る。
一見ゲーム的手法に思えるが、南軍の退却方向の一つでもあり、ある意味、史実のようなリトルラウンドトップ方向での激戦を誘導するデザイン手法と考えられなくもない。
 しかも、このターン末でビュフォードの騎兵が撤収(除外される代わりに1ユニットにつき北軍に1VP計上)されてしまうので、ますますリトル・ラウンド・トップ方面が、ガラ空きとなる!! ある意味、これも期せずして史実に近い状況を生んだ。
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▼続く第8ターン冒頭、この日2度目のリー覚醒(ピンがまた出た)で勢いを得た(移動力判定ダイス修正+1)マックロウズ師団が、猛進を開始しだしたので、その移動の機先を制して(南軍移動を一時中断させて)北軍は切り札のワーレン将軍を行使。辛うじてリトルラウンドトップから6ヘクスの範囲内にいた北軍1ユニットを、捨て駒になると知りつつ、マックロウの前面に立ち塞がらせて時間稼ぎ。
 しかもその結果として当然、怒り心頭の南軍に包囲されて消し飛ぶはずが、死守に成功(出目1)!! これには南軍も、地団駄を踏む。
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これが、かの有名な北軍「釣り針」型防衛線か...
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▼第9ターン冒頭でロングストリート・チット行使で南軍第1軍団一斉移動!!
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▼南軍第1軍団の移動力判定のダイスは以下の通り、これにロンスト効果のダイス修正+1が加わって、3個師団とも最大移動力を獲得した。
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▼その結果として、VPヘクスでもある麦畑に突進して一気に攻め立てるが、北軍が死守に成功し、逆に南軍1ユニットが損耗。しかも後に南軍全体戦闘でも北軍が死守して、「南軍の壮図、麦畑に潰える...」
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▼第9ターン終了時
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by ysga-blog | 2017-07-08 18:15 | その後の米南北戦争:総合 | Comments(0)

西に夕陽は赤くとも...(GMT)Clash of Giants:Civil War ゲティスバーグ・リベンジその③

(GMT)Clash of Giants:Civil War
ゲティスバーグ
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▼第10ターン(7/2 会戦二日目夕方)終了時の盤面全景
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 昼からのプレイだったので2日目夜と3日目を残して終了としたが、試しにこの段階で勝利得点計算してみたところ、北軍支配VPヘクス4箇所合計で6点(写真右下ダイス下段列。VPヘクス1つにつき1個ダイスを振り、出目の半分-端数切捨-がそれぞれ占領VPとなる)、南軍3箇所計で6点(写真ダイス上段列)を含めて得失点差、南軍+3点であった。
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by ysga-blog | 2017-07-08 18:14 | その後の米南北戦争:総合 | Comments(2)

我、誤てり。ないごて我、あやまてりじゃ...(GMT)Clash of Giants:Civil Warのゲティスバーグで北軍完敗

(GMT)Clash of Giants:Civil War
ゲティスバーグ
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 巷でやたらと評判の良い(GMT)クラッシュ・オブ・ジャイアント「アメリカ南北戦争」ゲティスバーグを先日、ようやく対戦する機会に恵まれましたが、噂どおりの面白さに痺れました。
 プレイ前は、チット引きに移動力判定、増援登場の前倒し判定に遅延判定、さらに登場場所の変動判定、個々のユニットに対しての損害判定と、あまりにランダム性が強すぎるのではないかと、半信半疑のところがありましたが、実際にプレイしてみると、それら全てがいかにもアメリカ南北戦争らしく、非常に気に入りました。
 珍しく北軍を担当し、ゲティスバーグ2日目における北軍シクルズ将軍の独断専行での前進防禦を個人的に評価している事から、前進防禦してみたところ、5ターン【初日夜】までは、史実よりずっと前で南軍を食い止めたものの、6-7ターンのチット巡りと弱点を突いての突破により、北軍の半分が包囲殲滅される結果となり投了のやむなきにいたり、やはり史実より無理をすれば、無理な結末となると認識し、更にゲーム評価を高くしました。
 これまで個人的には(Spearhead)ゼイ・メット・アット・ゲティズバーグこそ最高のゲティスバーグ会戦ゲームと信じてきましたが〔あくまで個人的嗜好ですが〕、これのゲティスバーグもかなり自分の中で上位に食い込んできています。
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 ▲第1ターン終了時   第2ターン終了時▼
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 史実通り、セメタリーリッジのラインまで下がれば良いと頭では分かっていたのですが、もう少し前で守れるんじゃないかと、気の迷いが...
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▼6ターン(7/2朝一)終了時点では、まだ北軍も何とかなりそうだったのだが...
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▼7ターンの終わりには、北軍半壊状態...
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点数的にも南軍サドンデス勝利の40VPまで、あと9点に迫り、北軍敗北宣言
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by ysga-blog | 2017-06-24 19:16 | その後の米南北戦争:総合 | Comments(2)

YSGA28年連続 GW二日間例会の様子その17 初日(GMT)Clash of Giants:Civil War「セカンド・ブルラン」

(GMT)Clash of Giants:Civil War
「セカンド・ブルラン」
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北軍:鹿内さんと、南軍:さかみちさん
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サクサク進んで、終盤に南軍優勢勝ちのヒストリカル。御両者の感触もとても良かった模様。
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by ysga-blog | 2017-05-04 20:23 | その後の米南北戦争:総合 | Comments(0)

2017 YSGA新春二日間連続例会の様子その6〔(GMT)The U.S. Civil Warキャンペーンと1862シナリオ〕

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帝王vs.鈴弘さん
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▼1862年シナリオ
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by ysga-blog | 2017-01-08 18:55 | その後の米南北戦争:総合 | Comments(0)

正月休み全日ゲームやんけ...やっぱ気が狂っとるの~(MMP)Lincoln's War 

(MMP)Lincoln's War
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▼マクレラン一人きりだったので、リー&ジャクソン&スチュワートで攻めて圧倒的勝利を得たら勝ちすぎて、まさかの大逆転発生!! マックが名将となる。
 このゲーム、戦闘解決の度に指揮官死傷判定をそれぞれがカードを引いて行い、その後で、「大勝利」の結果であれば、お互いにカードを引いて、両者のカードに「崩壊」マークが付いていると、勝ち負けが逆転するという恐るべきルールがあるのだ...
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 史実通り、南軍がターンを経る毎に苦しくなっていく、良いゲーム。
海上封鎖と南軍の通商破壊艦のルールも良く出来ている。
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 とにかくルールの書き方が悪くて1度目は途中で大きなルール解釈の違い(スタックした将軍たちを一枚のカードで各地に派遣できる)に気がついてやり直し。理解してしまえば、とても面白く、全7ターンで戦争全体をやり通すので、一つ一つが重要極まりなく、時間を忘れて没頭してしまった。
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by ysga-blog | 2017-01-01 10:05 | その後の米南北戦争:総合 | Comments(0)