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ASL Starterシナリオ通算17本目...ASL-Starter Kit シナリオS4「Welcome Back」 (地獄に逆戻り) バルジ、血まみれバケツの悲運再び

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▲戦争絵画「the Hosingen」
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場所:HOSINGEN, LUXEMBOURG
日付:16 Dec 1944

概要:1か月前フュルトゲン森の地獄でほぼ全滅に近い大損害を受け、その傷をゴースト・フロントと呼ばれた平穏なアルデンヌの森で癒していた「ブラッディ・バケツ」こと米第28歩兵師団の第110連隊に、Luxembourg内のOur川とClerf川の間にある、 狭い分水嶺を守る命令が与えられた。
連隊は国道16号線を跨いで布陣した。
 米第28師団のバージニア州兵達に 「Skyline Drive」として知られるこの道路は、 Ardennesを通る数少ない舗装道路の内の一つであった。
連隊は、分水嶺沿いに拠点を並べ、 24kmに渡って展開していた。 そしてたいていの拠点には戦闘車両や対戦車兵器が増強されていた。
そのような拠点の一つがHosingenの町で、ここにはK中隊と 第103戦闘工兵大隊のB中隊が配置されていた。
  12月16日0525、強力な砲撃が始まり、いくつかの建物が燃えた。 しかしアメリカ軍自体は、いくつかのトラックの被害を除いては、 大した損害を受けなかった。濃い霧のため2~300メートルより先は見ない。 夜が明けていくにしたがって、アメリカ軍の拠点の北と南を ドイツ軍部隊が迂回していく音が聞こえてきた。
これは砲撃の始まる前に町の東側の森に集結していたドイツ第26国民擲弾兵師団77連隊で、 現在Clervaux(クレルボー)の橋を確保するために移動中であった。
 0730頃に霧が晴れ始めると、西へと続く幹線道路を確保するため、 国民擲弾兵たちは徐々にHosingenへの攻撃を強めてきた。


バージニアの州兵師団である事から、師団マークがバージニア州のシンボル「礎石(バージニアが新大陸移住の先遣地だった事に由来)」の形と赤い色が、フュルトゲン森林戦での大出血(上記映画参照)」を連想させたことからの自虐的な仇名
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ネット様様で、シナリオの地名と年で画像検索すれば、大抵のシナリオの歴史背景に関する画像が拾える。ここではシナリオのネタ本の一つと思われる戦記本を掲載。
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(MMP)ASL-Starter Kit
シナリオS4Welcome Back
(地獄に逆戻り)
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▲第1ターン終了時の盤面、広い防衛範囲に対して兵力もまばらで質もバラバラの米軍が、国民擲弾兵の二線級歩兵とは言え、多勢の突破浸透を受けて右往左往するシチュエーション。
 案の定、手薄な米軍右翼の森を衝かれて、早くも長駆進撃を許してしまっている。
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▲勝手に設定した狙撃値は米軍4、独軍2だったが、今回は殆ど活性化せず。
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ROAR公開勝率は米軍:62勝 独軍:52勝
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▼全6ターン中4ターン前半で、独軍勝利条件の10勝利得点相当の盤外突破を許してしまい、米軍敗北確定の写真...148.png
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168.png今回のプレイの戦訓:スタンダードASLへの移行を念頭に置くなら、半個分隊創設ルールの導入は、散布射撃ルールも導入しないと防御側が不利になりすぎる嫌い有り。同時に火線ルールの導入も一考すべし。
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▼突破させじと、おっとり刀で駆けつけた米軍50口径〔12.7㍉〕重機が肝心な時に6ゾロ故障を起こして沈黙...149.png
 せっかくの10-2指揮官も十分に能力発揮できなかった。
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▲盤外突破に成功した独軍ユニットを並べてみた104.png

by ysga-blog | 2017-08-20 00:12 | ASLコンコマコンフリ三大戦術 | Comments(0)

第338回定例会の様子その5...(AH/MMP)ASL FESTUNG BUDAPEST収録 シナリオ[FB14]At the Narrow Passage ~狭い抜け道では~三人用シナリオ

(AH/MMP)ASL
FESTUNG BUDAPEST
収録

シナリオ[FB14] At The Narrow Passage~狭い抜け道では~

1945年2月7日:ブダ側
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当日ドラフト会議で決めた担当陣営は、赤軍:flacoさん、独軍:酒さん、枢軸&赤色ハンガリー軍:yagiさん。↑上掲写真は初期配置中の盤面
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※こちらの対戦の詳細は、素晴らしいリプレイブログを製作して下さっている、
yagiさんの「千葉会(Chiba Club)」サイトをご覧下さい。
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flacoさんの対戦後コメント:選んだシナリオはFB14 “AT THE NARROW PASSAGE”. FBの中で唯一の3人戦専用のシナリオ。

[シナリオ概要]
 1945年2月7日の包囲下にあるブダペスト(ブダ市街)が舞台。度重なる市街突撃で兵力が枯渇し始めたソヴィエト軍は、降伏したハンガリー兵たちを義勇兵として再編成。自軍兵力の充足にあて攻勢を継続する。
ブダ市街においてハンガリー軍の兵士たちがドイツ軍とソヴィエト軍の陣営に分かれて戦闘に加わる混戦模様をテーマとしている。

 3人の各プレイヤーはドイツ、ハンガリー、ソヴィエトの国家を担当して、所定のVP建物の確保を競う。ターン数は5ターン。
 各ターン終了時に支配しているVP建物分のポイントが加算され、ゲーム終了時に最も多くVPを確保した国家が勝利する。
 VP建物は合計7個。ゲーム開始時にドイツ3、ハンガリー3、ソヴィエト1の割合でVP建物は保持されている。

 これとは別にCC CVP(白兵戦による損害VP)の多寡を争い、各ターン終了時に16 CC CVPを達成した陣営がサドンデス勝利となる。また、ゲーム終了時点で最も多くCC CVPを獲得した陣営に2VPがボーナスとして計上される。

 プレイ前に各プレイヤーが第1希望、第2希望の陣営を秘密裏に決めておいてまずは第1希望から出し合う。
 シナリオカードのバランスを適用し、第1希望を担当したプレイヤーはハンディキャップなし。第2希望を担当することになったプレイヤーには0.5VPとヒーロー1-4-9を追加。不本意な陣営を担当することになったプレイヤーには1VPとヒーロー1-4-9が追加される。
 今回は私がただ一人第1希望でソヴィエト軍だったので決定。他の2名は第1希望でドイツ軍を挙げたのでダイス判定。この時点で第2希望を書き忘れていたことがわかり協議の上それぞれに0.5VPとヒーローを付けることにした。

 ターンの進行はソヴィエト、ハンガリー、ドイツ、ブダ義勇兵(以下BVR)の順にサイクルして進められる。各フェイズを解決する順番も同様。
 特徴として、自軍ターン以外に3回防御射撃が可能なため、スカルキング戦術があまり有効でなくなる。
指揮官とスタックしていれば、回復の試みを1ターンの間に4回行えることになる(武器の修理なども同様)。
特殊なのはハンガリー担当プレイヤーで、枢軸ハンガリー軍とBVRという2つの相反する軍勢を指揮する(1ターンの間に2回プレイヤーターンを持つ)ことになり、最も難しい舵取りを要求される。

 天候は積雪。枢軸軍(ドイツ軍と枢軸ハンガリー軍)には弾薬欠乏レベル4と食料欠乏、燃料欠乏が適用され、ソヴィエト軍とBVRにはブービートラップレベルCのペナルティーが適用される。また全軍に無慈悲が適用。
 第2ターン~第4ターンにかけてソヴィエト、ハンガリー、ドイツ、BVRの各軍はユニットを購入して援軍として投入できる。

[プレイの方針]
 最初に実施された建物の崩落判定で、ゲーム開始時ソヴィエト軍が唯一確保しているVP建物(V15)全9へクスの内7へクスが崩壊。瓦礫とデブリを周囲にまき散らした。
 潰走可能な区域が減り、連続建物の効果を失い、枢軸軍からLOSが通るために隠蔽の獲得が困難になる。加えて道路に瓦礫とデブリが散らばり、ドイツ・ハンガリー軍が建物V15に進入しやすくなった。
攻めなくてはならないソヴィエト軍プレイヤーとしては内心頭を抱える事態となる。

 ソヴィエト一択として検討していた私の見立てでは、ソヴィエトがハンガリーを一方的に攻めた場合VPでドイツが勝つ。
逆にドイツに攻撃を集中させると郵便局庁舎が陥落せずハンガリーがVPで勝つ。
 ソヴィエトがVPでの勝利を狙うとしたら、郵便局庁舎の1VPとドイツのVP建物1個はできれば第2ターンに確保しておきたい。
そして第3ないし第4ターンにドイツ軍からもう1個VP建物を確保できればソヴィエトにも勝機があると踏んだ。CC CVP16点の獲得による勝利は実は大変難しく、不意打ちを食らった陣営がほぼ除去されてしまうため、白兵戦を仕掛けるリスクが高すぎるのだ。
 火力で優位に立ち弾薬欠乏がないソヴィエト軍は、それを活かして防御射撃を準備射撃の代わりとして繰り返し、自軍ターンの移動で敵を潰走させる。
 そのような目論見で対戦に挑んだ。
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▲残すところ後1ターンという所で、赤軍に奪われた建物を奪回するのは無理と判断され、枢軸軍の敗退となった。

by ysga-blog | 2017-08-13 20:47 | ASLコンコマコンフリ三大戦術 | Comments(0)

第338回定例会の様子その6...(AH/MMP)ASL FESTUNG BUDAPEST収録 シナリオ[FB15]Taking of Object 59 ~目標番号59の奪取~

(AH/MMP)ASL
FESTUNG BUDAPEST
収録

シナリオ[FB15]Taking of Object 59 ~目標番号59の奪取~

1945年2月7日:ブダ側
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ザハさんvs.Speeさん ▲両者が持ち寄ったブダペスト戦に関する洋書
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期せずして三人用シナリオと同じ日付のシナリオで、同じブダ側の一方ではこんな戦いが繰り広げられていたという、興味深い対比が見られた。
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事前判定の瓦礫形成で、赤軍の目前に隙間なく瓦礫が並ぶ格好となった!! 
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▼厳しいボグ判定にパスして、1輛のT34/76が瓦礫を乗り越えた
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▼T34/76とヘッツァーが大通りで鉢合わせしたように見えるが、T34/76は瓦礫を避けて建物を迂回移動中なので、お互いに視認できていない状況。
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▼オンボロのDT28デグチャレフ軽機関銃で、ヘッツァーの側面装甲を対戦車射撃し、至近距離修正のお陰もあって見事に撃破成功!! 
 実戦でも軽機関銃に撃破されたヘッツァーなんていないように思うのだが、こうした奇跡が起きるのもASLの醍醐味。
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最終ターンまでフルでプレイされ、赤軍があと一歩攻めきれずに目標59の奪取に失敗。
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なかなかこうした大きなシナリオはフルターンできないのだが、流石にン十年来のASLer同士の対戦だと仰ぎ見る思いがした。
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by ysga-blog | 2017-08-13 20:46 | ASLコンコマコンフリ三大戦術 | Comments(0)

第338回定例会の様子その7...(MMP)ASL 自作シナリオ[123]The Borders are Burning ~国境炎上~テストプレイ

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(MMP)
ASL

シナリオ[123] The Borders are Burning~国境炎上~

1939年11月30日:フィンランド
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Gさん対J.Bさん
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ASLジャーナルに送付予定の自作シナリオ・テストプレイ
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by ysga-blog | 2017-08-13 20:45 | ASLコンコマコンフリ三大戦術 | Comments(0)

第338回定例会の様子その8...(MMP)ASL Starter KitシナリオS25「Early Battles」(開戦劈頭の戦い)、S18「BAKING BREAD」(パン焼き窯)

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(MMP)ASL-Starter Kit
シナリオS25「Early Battles(開戦劈頭の戦い)
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ちゃあ狸さんvs.千葉会のホンキチさん
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▼鬼戦車KV-2、大活躍!?
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(MMP)ASL-Starter Kit
シナリオS18「BAKING BREAD(パン焼き窯)
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古豪ASLerのホンキチさんに翻弄されて、赤軍が追い込まれていたらしい140.png
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by ysga-blog | 2017-08-13 20:44 | ASLコンコマコンフリ三大戦術 | Comments(0)

ぱんさんの月刊ASL八月号増刊...ASLer練達の寸借組副長を迎えて...ASL Starter Kit #3シナリオS20「Joseph 351」三人戦その➊

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(MMP)ASL Starter Kit #3
シナリオS20 Joseph 351
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 今年の2月11日に初めてASL Starterを教えてもらいながらプレイしたぱんさんが、ASL Starter Kit#1~3+Expansion #1にスタンダードASLのBeyond Balor 3rdに新板ヤンクスまで買い揃えた上は、今年中にASL Starter Kit同梱のシナリオ30本を制覇して、来年にはスタンダードASLに移行しようという鬼企画。
 その為には最低でも月に1回はASLやりたいという事で、今月はノルマ超過の2回集まりを持てた。

 そんな通算14本目のシナリオは、Expansion #3同梱の西部戦線で唯一、米軍とロシア兵とが共闘したブリタニー半島先端ブレスト港郊外での特殊な状況をシナリオ化したコレ

▼ヒストリカル・モジュールでもないのに、贅沢にもこのシナリオ特定の個人名〔あだ名のイショフ351〕が入った、オスト大隊崩れのロシア人指揮官ユニット
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独軍:寸借組副長、米軍:ぱんさん、オスト大隊崩れ:idioten
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by ysga-blog | 2017-08-12 18:10 | ASLコンコマコンフリ三大戦術 | Comments(0)

ぱんさんの月刊ASL八月号増刊...と、とてものことかなわん。寸借組副長、恐ろしい男じゃ...ASL Starter Kit #3シナリオS20「Joseph 351」三人戦その❷

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(MMP)ASL Starter Kit #3
シナリオS20 Joseph 351
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▼敗色濃厚な米軍による乾坤一擲の肉弾戦で、米軍ピンゾロ出して8-1指揮官登場
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▼全7ターン中5ターンを終えた時点で、米軍ほぼ壊滅。勢いに乗る独軍は混乱した米軍スタックに走り寄り、潰走不能による除去を図る。
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 敗因の大きな要因として、オストレーゼ(東方の魂)が強すぎたidiotenによる、オスト大隊の温存主義が挙げられる。やはり死に狂いして、序盤から大胆に丘に駆け上がるべきであった。
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ROAR公開勝率は米軍:17勝 独軍:24勝(2017.08.26現在)
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by ysga-blog | 2017-08-12 18:09 | ASLコンコマコンフリ三大戦術 | Comments(0)

ぱんさんの月刊ASL7月号...ASL Starterシナリオ通算11本目...(MMP)ASL-Starter Kit シナリオS44「Across the Border」(侵略制覇の野望歴然たり)

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(MMP)ASL-Starter Kit
シナリオS44「Across the Border
(侵略制覇の野望歴然たり)
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 今年の2月11日に初めてASL Starterを教えてもらいながらプレイしたぱんさんが、ASL Starter Kit#1~3+Expansion #1にスタンダードASLのBeyond Balor 3rdまで買い揃えた上は、今年中にASL Starter Kit同梱のシナリオ30本を制覇して、来年にはスタンダードASLに移行しようという鬼企画。
 その為には最低でも月に1回はASLやりたいという事で、今月もギリギリになって月いちノルマを達成した。

 そんな通算11本目のシナリオは、Expansion #1同梱の枢軸スロヴァキア軍vs.ポーランド軍による村落戦。
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画像にある、おもしろクソコラかと見紛うようなポンコツ装甲車4輛を擁するスロヴァキア軍が、全て隠匿配置(HIP)されたポーランド軍の待ち受ける村に突入し、村の中心にある建物の占領と、装甲車による盤外突破を目指す。
 
▼第1ターン終了時の盤面
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▼ASLあるあるの筆頭たる「初弾故障」が、今回も場を沸かす。
 さらに砲塔機銃と車体機銃のどちらが故障したかの判定でゾロ目を出して、両方とも故障。すわ「強制帰還」かと思われたが、ルールを確認すると主兵装(MA:ここでは砲塔機銃)が故障確定(X6を出す)したら帰還とあったので、とりあえず修理に専念することに。
 ヘクスK9のポーランド分隊は、タトラ装甲車を肉薄攻撃しようとするも対戦車タスクチェックに失敗。このシナリオのポーランド兵は、対戦車士気判定に不利な1修正が適用されているので、やや無謀が過ぎたようだ。
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▼タトラ OA vz.30 装甲車が出るASLシナリオなんて珍しいので、前からプレイしたかった。ちなみに無線機を積んでいないので、移動期開始時に僚車と隣接していないと移動していいか判定(8以下成功)を強いられるシナリオ専用ルールあり(スタンダードASLの小隊移動もどき)。
 それにしても長いASL対戦歴で、ナチスの傀儡スロヴァキア軍が登場するシナリオなんてのは初めてやったが、滅法面白かった。
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▼今回もスタンダードASLへのスムーズな移行を念頭に置いて、狙撃兵と戦禍だけは導入。SAN値は似たような状況のASLシナリオを参考にしてポーランド4、スロヴァキア2とした為に、早くもスロヴァキア分隊が狙撃を受けて混乱したシーン。
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▼ 機銃故障したタトラ装甲車の後ろのタトラ装甲車が、勝利得点建物の一つであるM7に対して探り撃ちしたところラッキーヒット(PINチェック)で隠れていたポーランド軍主力スタックが露呈した。
 勿論その後、暴露されたポーランド軍機関銃も、装甲厚ゼロのタトラ装甲車の撃破を狙って対戦車射撃したものの、破壊値5(2ヘクスの距離なら有利なマイナス△1DRM付)の壁をクリアできなかった...
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▼ M7建物に駆けつけようとしたタトラ装甲車に対し、隠れていた対戦車ライフル班が至近距離から射撃。見事にエンジンを破壊して恒久的な走行不能に陥れた。
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▼第2ターン終了時
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 装甲車の背後から狙い撃ちしようと敢えて前進配備させていたのが祟ってポーランド対戦車ライフル班は、スロヴァキア分隊2個による突撃を受けて壊滅、対戦車ライフルまでも奪われる。
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▼第3ターン終了時
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▼第3ターン終了時の村の中央部
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 安易にもう一つの勝利得点建物M5ヘクスに8-0指揮官付けてフルスタック隠匿させていたポーランド新兵分隊(指揮官と一緒だと新兵罰則を受けない)が、探り撃ちで露呈された上に集中射撃を受けて、ほぼ壊滅(1個分隊だけ奇跡的に残留)。
 もともと支援の為に隣にいた1線級歩兵1個分隊が、そこへ移動して守りを固める。
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▼第4ターン終了時。4ターン半の短いシナリオなので、残すところあと1回しかスロヴァキア軍ターンがないと焦るスロヴァキアは、歩兵支援に就けていたタトラ装甲車2輛を盤外突破させた(この時点で1輛は擱坐、もう1輛は機銃が永久に壊れて-修理判定で6出した-強制帰還)。
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 これにより、勝利得点建物1つ占領(K6)による2点とタトラ突破1輛につき各1点の計4点を得ていたスロヴァキア軍は、あと2点獲得すれば勝利できるのでM5の建物ヘクスの2点に狙いを定める。なお、前ターンになんとか踏み止まったポーランド新兵分隊は、さすがに耐え切れず背後の建物へ潰走した。
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▼最終第5ターン、M5の建物に駆け寄ろうとしたスロヴァキアの後詰はことごとくポーランド軍の臨機射撃に阻止され、最後の頼みだった白兵戦でもポーランド軍に4を出されて分隊全滅。あと一歩のところで勝ちに手が届かなかった。
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 ゲーム終了時の全景。ちなみにROARによる勝率ではポーランド17、スロヴァキア4なので、ここまで追い詰められたポーランド担当のidiotenが相当ヘボいということが白日の下に晒された格好となった。
 それでも最後のひと振りまで盛り上がったので何よりだ。
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 公開勝率は ポーランド:17勝 スロヴァク:4勝

174.png 今回も、ぱんさんお手製の拡大マップ(ラミネート処理済み)とオリジナル編集シナリオカード、それに同人制作のタトラ装甲車用車輌カードと神と仰ぐ関西ASLの便利チャートに小冊子を活用させて戴いた。

by ysga-blog | 2017-07-29 19:50 | ASLコンコマコンフリ三大戦術 | Comments(1)

撃てば逃げ散るマカロニだけど...通算12本目は(MMP)ASL-Starter Kit シナリオS48「Converging Assaults」(強襲マカロニ戦車隊)

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▲ Darbys Rangers vs Italian MR35(f) Gela,sicily july 1943.

(MMP)ASL-Starter Kit
シナリオS48「Converging Assaults
(強襲マカロニ戦車隊)
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177.png続いてのシナリオ通算12本目も、ASL Starter Expansion#1同梱のシチリア上陸戦におけるイタリア軍戦車隊vs.高名なダービーズ・レンジャーズとの村落戦。

 これはかつてAH社健在なりし頃、ASLアニュアル1991に掲載されたシナリオ「Gruppo Mobile E(機動戦隊E)」のASL Starter Kit翻案シナリオで、ベイビー・マカロニ戦車隊と揶揄された仏軍鹵獲戦車が大挙登場することで、一部マニアには人気の戦い。
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 6ターン終了時に、盤上の建物に一つでも統制状態のイタリア軍歩兵分隊1個相当が存在すればイタリア軍の勝ちという、勝利条件の間違いかと本気で思ってネットのエラッタを探したほどに、志の低い攻撃側のイタリア軍。
 ここから導き出された勝ち筋は、イタリア軍を広範囲にバラして建物に籠らせ、その前面に8輛もの鹵獲ルノー戦車を作戦級の戦線の如く敷き詰めて(先日やった(AH)イエローストーンのけもフレ戦線を彷彿とさせた)、米軍レンジャーの肉薄を阻止する策だった。
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▼ダービー大佐のキラースタックを37㍉の豆鉄砲で撃ったら、かえって戦禍でヒーロー誕生の図。
 これによりダービー大佐の指揮修正マイナス△3DRMに、ヒーロー参加の△1DRMという、射撃修正じつに△4という化物スタックが誕生した。
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 敵前において、極めて連携の取れたサーカス団の如き戦車戦線構築に、レンジャーから「卑怯ごわす」133.pngとの非難が浴びせられるが、「卑怯ではない!」136.png (プイッ)と突っぱねるマカロニ・プレイヤー。

 機動戦隊Eは連合軍上陸前にシチリア在島のティーガー重戦車で教練を重ね(そのあげく配備された戦車は鹵獲ルノーだったけれども)、それでもルノーは独軍の手によって全車無線機を搭載する改修を受けており、マカロニ・サーカスと呼んでも差し支えない練度を誇ったからだ(練度に関しては個人の妄想)。
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 ROAR公開勝率は米軍:3勝 伊軍:3勝
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 レンジャーが進むたび、その前面に立ち塞がるように移動してくるマカロニ戦車隊に痺れを切らしたレンジャーは、「このクソ戦車、邪魔なんじゃぁぁ」と怒髪天を突き、次々と正面のマカロニ戦車に殴り込む。
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▼6ターン開始時の盤面。黒いSSヒーロー駒で代用しているが、イタリア軍半個分隊にもヒーローが誕生していた。
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▼この白兵戦で最低でも混戦状態に陥れれば米軍が勝利するという場面で、マカロニ半個分隊と負傷指揮官〔半個分隊1戦力+1指揮官で1対4(1-3のコラム無しなので)。ただし負傷8-0指揮官で不利な+1DRM〕が、まさかのピンゾロ!!103.png
※エキサイトしていたのと「2以下、2以下」と念じていたので単純に敵除去成功と早合点したが、正確には2+1DRMで除去ナンバーと同じ3で米軍分隊を半個に減殺しただけだった。しかしそれでも修正前の出目がピンゾロだったので、ホントはここで指揮官誕生判定を行い、もし指揮官が登場していれば戦力が更に1増えて1対2となり、除去ナンバーも4に増大するので(増えた戦闘比で結果を再確認できる)、米軍返り討ち除去できていた。

 「おのれ!せめてもこのマカロニを殲滅すれば勝利条件を満たせる」と、米軍が振ったダイスは、まさかの6ゾロ!!149.png

 会場にダービー大佐の「アホかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」の絶叫がこだました...
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マカロニが統制状態の半個分隊2個を建物に残して薄氷を踏むが如くに勝利した盤面
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by ysga-blog | 2017-07-29 18:59 | ASLコンコマコンフリ三大戦術 | Comments(0)

ビッグ・レッド・ワンvs.緑の悪魔...通算13本目はASL-Starter Kit シナリオS51「Enter the Young(若さゆえ)」

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(MMP)ASL-Starter Kit
シナリオS51「Enter the Young
(若気の至り)
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171.png本日最後となる通算13本目のシナリオも、ASL Starter Expansion#1同梱のものから。
 独軍降下猟兵と国民擲弾兵の守るアーヘンの街に、米軍第1歩兵師団(通称ビッグ・レッド・ワン)の先鋒部隊が攻めかかるという正統派シナリオ。

▲上の写真は初期配置を終え、シナリオ特別ルールである弾幕砲撃(オレンジのマーカーを置いた縦ヘクス3列)を解決するシーン。これは単に砲撃列に含まれる独軍が士気チェックするものだが、無傷であった。
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▲米軍の勝利条件は、6ターン終了時に、勝利条件ヘクス2つ(写真では蛍光イエローのチットで表示)のうち、一つを占領していれば勝ちというもの。
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 ROAR公開勝率は米軍:2勝 独軍:4勝
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 米軍は独軍右翼を牽制に留め、独軍左翼に主力を投じ、急速に距離を詰める。
 ASLのシナリオは、勝利条件を満たすには時間的に非常にタイトに作ってあるので、急いでも急ぎすぎるということはないのが一般的なのだ。
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 遠距離で機関銃撃つぐらい国民擲弾兵でもできるじゃろと、2線級歩兵分隊を半個にしてそれぞれ重機関銃と軽機関銃を持たせて運用したところ、米軍の高い火力で撃ち白まされて混乱。
 仕方なく降下猟兵が、放り出された重機を回収しに行く羽目に陥った。
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▼「火炎放射器もPz.ファウストも使ったけれど、爆薬だけはまだ効果判定するところまで使ったことないんですよ」と言い続けてきたぱんさんが遂に念願叶って爆薬を敵兵のいる建物に設置成功!!103.png
 そして迎えた前進射撃期における爆破効果判定は30火力の出目10で「不発」。
なぜならエリート以外の爆薬使用は、不発12の確率が2上がって出目10以上で不発となるからだった...143.png
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▼残すところ、あと1ターン半となった第5ターン前半(米軍プレイヤーターン)終了時で時間切れ。お互いに勝敗は次の1ターン次第という伯仲の展開だけに名残り惜しかった。
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勝利条件ヘクスまであと一歩の米軍だが、それを挟撃するように配置された独軍重機と中機が睨みを効かすという状況。
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by ysga-blog | 2017-07-29 17:02 | ASLコンコマコンフリ三大戦術 | Comments(0)