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YSGA第272回定例会の様子その1(例会場の様子)

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■この2月は、例会場として唯一確保できたのが、椅子が20脚しかない狭い部屋ということで、遠慮された方も多く〈その穴埋めに次の日曜3/4に東神奈川で広い和室の例会場を確保済み〉、プレイ参加14人+顔見世1人の総勢15人が集まって、以下のゲームを夜8時半まで対戦いたしました。
 その後、晩飯に行きつけのサイゼリアへ10人で乗り込んで、10時過ぎまで歓談したのですが、その店も来週までで店仕舞いと知り、関内例会でのサイゼリア駆逐ぶりは異常と皆で落胆したのでした...

・(AH)戦艦ビスマルクの戦い
・(S&T誌107号)ワルシャワ・ライジング「ポーランド国内軍弱体縛り」運用テスト
・(GMT/コマンド60)ウクライナ43
・(EP)スターリングラード
・(GMT)ヒア・アイ・スタンド
・(コマンド誌別冊)アジアン・フリート「シナリオ2」3人戦
・Inside the Armor
・あやつり人形 2戦
・(HJ)タンクハンター  2戦


WARSZAWO WALCZ !!!!!!!
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by ysga-blog | 2012-02-26 23:59 | 例会/ゲーム対戦報告 | Comments(0)

YSGA第272回定例会の様子その2(S&T誌#107:Warsaw Rising 死の舞踏再演版の1)

(S&T誌#107)Warsaw Rising
Revolt of the Polish Underground.
(S&T誌107号)ワルシャワ蜂起1944

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 心ある末期戦ゲーマーの感涙を誘って止まない、ポーランド国内軍によるワルシャワ蜂起。
 そんな難しいテーマを、ケヴィン・ザッカー氏の手になる美しいマップを使ってゲーム化した、今から四半世紀前のS&T誌107号付録ゲーム『Warsaw Rising』。
 しかし、オリジナルのままではポーランド軍が理不尽なほど強くて、ドイツ軍プレイヤーが序盤だけで投了したくなるような、パワーバランスの崩れた問題作だったのも事実。
 それから四半世紀を経たものの、いまだにこのゲームの後継作は現れず、かくなる上は、このゲームに直接手をつけるしかないと決意し、ポーランド蜂起軍を、史実における「死の舞踏」に少しでも近づけるよう、強烈に弱体化させるローカルルールを導入してのテストプレイを、N村さんにお願いして実施してみた。
※こちらの対戦の詳細は、新作・珍作ゲームの伝道師N村さんの「閑人工房」ブログも参照して下さい。
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両軍の初期配置が終了した盤面。ただしこれからポーランド軍は、規定された数ユニットを除いて個々のユニット毎にダイスを振り、50%の確率で除去されたユニットは、後の第2インパルス開始時に再び登場判定を行わなければならない。
 第2インパルスの判定でも登場できなかったユニットは、質の向上時に利用される差し替えユニットとされる。今回のプレイでもやはり半分近くのポーランド軍が登場できず、狙っていたガス工場の攻撃がならなかった。
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▼第1ターンのドイツ軍進行中の様子。
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▼第1ターン(44年8月1~7日)終了時の盤面全景。巧妙な警察配置により、サスキ公園横のブリュール宮殿に占位するシュターヘル将軍のワルシャワ防衛軍司令部攻略を諦めたポーランド軍は、易きに流れて発電所と浄水場を占拠(ガス工場の攻撃は失敗)、それと東西河畔の連絡を断つために各橋梁を遮断することに成功。しかし、史実通りとは言え、定見なき作戦指導が、のちのち苦戦を招くこととなる。
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※残念デザイナーことプラドス氏は、理想が高すぎるのか、ワンマンなのか、根気が無いのか、テストプレイ不足なのか、全部なのか、素材は最高で味付けも悪くないのに、盛り付けに気を使えないから台無しみたいなゲームバランスと、個々のシステムは悪くないのに、調整や組み合わせの詰めが甘くて名作になれない勿体無いゲームが余りにも多過ぎる...

【蜂起軍弱体化の為のルール改訂の骨子】

①.オリジナルのポーランド軍は、史実に対して明らかに戦力が大きすぎる。史実では蜂起軍兵士の10人に1人しか武装していなかった上に、通信連絡の困難な市街戦を戦うには全くそぐわない素人ばかりの戦闘組織に過ぎなかったというハンデを再現すべく、攻撃・防御に関わらず個々の戦闘解決の瞬間に6面体サイコロを1つ振って、以下に従う。

=その戦闘に参加するポーランド軍の合計戦力に関わらず、全体で1戦力と見なす。
2~5=合計戦力を半減する(端数切捨。最低1戦力は保証)。
=合計戦力をそのまま発揮できる。


②.国内軍としてはワルシャワでの全面蜂起は想定しておらず、この蜂起自体わずか1日前に急遽決定されたという泥縄的蜂起だったわけで、ゲームの戦闘結果表では有利極まりない「奇襲突撃」を柔軟に活用できるのは、あまりに理不尽に過ぎる。
 また、オリジナルでは第1ターンの特別ルールとして、ポーランド軍の全ての突撃戦闘は奇襲と見なされるという特典があるが、史実では蜂起開始17時と決めていながら、指揮統制の乱れから、一部は早くも14時には攻撃を開始したり、逆に数時間遅れたりと、組織立った攻撃さえ満足にできず、初日の重要目標は何一つ達成できなかった(しかも初日だけで、蜂起軍実質戦力の15%にあたる1500人を喪失したのに対し、ドイツ軍の損失は500人程度にとどまった)。
 これを再現すべく、これまで自動的に行えた奇襲突撃は、上記の戦力発揮判定の出目が『偶数』だった場合だけとする。従って最良は、出目6の戦力全発揮+奇襲突撃となる。
 これは、第1ターンの攻撃特典〔20.1〕、司令部からの奇襲指定〔10.7〕、鹵獲車輛〔18.2〕使用の場合、全てに適用される。
 また、ポーランド軍司令部がその指揮範囲内のいずれか一つの突撃戦闘を奇襲突撃と指定できるルールは、司令部ユニット自身が直接戦闘に参加する場合にだけ、奇襲の正否判定を行えるとする。
 なお、ブル・コモロウスキー司令官の参加による奇襲特典は廃止。ただし司令官参加による有利な突撃ダイス修正は依然有効。


③.ポーランド蜂起軍(AKとAL)司令部は、指揮範囲内のいずれかへ自由にその戦力を付加できるというルール〔9.1〕の廃止。
 司令部の戦力は、その司令部ユニット自身が直接戦闘に参加する場合にのみ使用できる。


【不明瞭なルールの明確化解釈】
オリジナルの予備移動ルール〔9.2〕は、移動力の4分の1を支払って予備マーカを置いておけば、自軍の攻撃後、または敵の攻撃前に全移動力で予備移動できるというものだが、これだと移動できすぎると思われる。そこで、予備移動マーカを置くには、全く移動していない事を条件とする。

火災・廃墟・爆破〔11.0〕は、工場地形でも生起しうるとする。なお火災や廃墟となった工場でも、依然VPの対象とされる。

ポーランド軍の質の向上〔17.0〕は、司令部の指揮範囲や包囲・孤立の状況にとらわれず任意で行える。
 ただし、非武装新兵の登場に関しては、司令部の指揮範囲内で、ドイツ軍から最低2ヘクス離れた建物ヘクスという制限は依然有効とされる。

勝利条件〔19.0〕のポーランド軍が得られる勝利得点の内、「工場を突撃で占領した場合は2点獲得」という部分、「ターン末の再編成フェイズにポーランド軍が支配している工場ひとつにつき2点獲得」と改める。
 こうしないと、ドイツ軍は敢えて工場ヘクスに占位する必要が無く、ルール的に空文となる(ドイツ軍にとって工場には何の得点もなく、攻められて敵に点を与えるかもしれない工場に敢えて留まる必然性がない為)。

工場扱いの浄水場は、ヘクス2329と2429の2ヘクスだけと明確化し、その内1ヘクスでもポーランド軍が支配していれば各ターンに2点得られるとする。

橋梁ヘクスとは、3820、3719、3720、3211、3112、2707の、完全にヴィッスラ河上に存在する橋桁ヘクスを差すものとする。
 なお、勝利条件における鉄道または道路による東西河畔の連絡に関して、ヘクス3721と3012は、高架橋として、同一ヘクスの橋の下を走る道路とは、あくまで同一ヘクスでは接続していないとみなす。
 ちなみに橋梁が爆破された場合は、そのヘクス自体への進入が禁止〔10.8のC項〕されるので、事実上、橋は崩落したと見なさ、渡橋不可能となる事に注意。
 なお鉄道線路や道路も廃墟ヘクスにすり替わるので、廃墟を撤去するまでは、鉄道移動や道路移動は行えなくなる。なお、ドイツ軍工兵は廃墟を撤去できるのに注意。

複合するヘクス地形に関しては、最も困難な物が適用される。例えば森と建造物とが同一ヘクスにある3006のようなヘクスでは、移動に関しては森、戦闘に関しては建造物と見なされる。
 ただし、道路の存在は、各種道路ルールに準拠する(移動モードや機甲部隊の建物ヘクス侵入)。




by ysga-blog | 2012-02-26 20:57 | 大規模市街戦モノ City at War | Comments(0)

YSGA第272回定例会の様子その3(S&T誌#107:Warsaw Rising 死の舞踏版の2)

(S&T誌#107)Warsaw Rising
Revolt of the Polish Underground.
(S&T誌107号)ワルシャワ蜂起1944


▼第1ターン(44年8月1~7日)終了時のワルシャワ中心部周辺考えもなく東寄りの発電所攻撃に国内軍司令部を投じた為、西方が指揮範囲20ヘクスの範囲外となり、ドイツ軍の隙を突いての攻撃が不可能となったのは失敗と言わざるを得ない。しかもそれ以降、重要な橋梁の袂に進出した15戦力のヘルマン・ゲーリング装甲師団の装甲擲弾兵大隊と睨み合いとなり、無益な射撃戦という泥沼に引きずり込まれてしまった。
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▼第1ターン(44年8月1~7日)終了時のワルシャワ西方ガス工場周辺。
 国内軍司令部の指揮範囲ギリギリで、ガス工場に籠もる砲兵とSSカミンスキー大隊を攻撃するも、奇襲に失敗して戦力も発揮できず頓挫。この後、SSや支援戦車の大軍に追い回される事に。
後で考えれば、南端のドイツ軍増援阻止部隊とガス工場攻略部隊は、続く第2ターンの第1インパルスで、先攻側である事を利用して、早急に河畔方面へと撤退すべきであった(ただの建造物ヘクスとは堅さが倍違う主要建造物ヘクスへと、飛び石移動しつつの逐次撤退が理想的)。
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▼第2ターン(44年8月8~15日)終了時の盤面全景。ドイツ軍の進出速度を読み誤り、兵力温存策を採らずに市街各所に散らばるポーランド軍。
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▼第2ターン(44年8月8~15日)終了時の市街南部。
 浄水場占拠の各ターン2点に目がくらみ、なけなしのスタックを死守させているポーランド軍。包囲殲滅されれば、浄水場占領で得られる勝利得点の何倍もの失点となる事に、まだ気がついていない... プレイ後のドイツ軍のN村さん曰く、「ガス工場周辺を砲兵集結地としていたので、ポーランド軍スタックを西端方面に幾つか置かれて、砲兵に遊撃戦を挑んでいれば、市街攻略部隊の何割かを砲兵陣地防衛の為に割かなければならず、市街の攻略スピードは確実に遅れたはず」とのことで、それも今後の戦訓としたい。
(なおまた、新兵の登場は指揮範囲内でなければならないので、その意味でも蜂起軍司令部一つは、市街中央に置くべき)
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▼第2ターン(44年8月8~15日)終了時の市街中央から北部周辺。
 定見無き国内軍は、今更ながらシュターヘル将軍の司令部除去(10VP)を狙って攻撃を仕掛けるが、兵力の集中を怠った為に、たかが警察大隊ごときに行く手を阻まれる。
 また、北部橋梁の遮断兵力も少なかった為に、25戦力を持つドイツ軍装甲列車によって橋の袂から追い払われる。プレイする前は色物扱いしていた装甲列車だが、意外に鉄道で何処にでも行け、大活躍される余地がある。かくして国内軍は、装甲列車軽視のツケを払わされる事になる...
 またこのターンから使用可能となった、ドイツ軍60㎝カール超重臼砲(射撃力上限が33火力に対し60火力のオーバーキルぶり)の初弾が、中央の橋ことキイエルベシア道路橋の国内軍ユニットに降り注いだが、結果はまさかの効果無しだった。
 確かに短砲身の臼砲で細い橋にピンポイントで命中させるなんて無理だろうという話にもなったが(外れた60㎝砲弾はヴィッスラ河にさぞや巨大な水柱を上げただろうと思われ、ポーランド軍プレイヤーは「サルボー!!」と歓声を挙げていた)、史実でも対ベトンの徹甲榴弾しかなかった為に、すべからく不発だったという説もある通り、以後もことごとく不発に近い成果しか挙げなかったのが可笑しい。
 なお、橋の上に占位していると、+2で命中しやすくなる不利さがある。ちなみに出目11以上であれば、ユニットもろともに橋梁も崩落していたのだが...
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★ワルシャワ蜂起をプレイするなら、事前に見てモチベーションを上げておきたい、スウェーデンのヘビメタ・バンド:サバトンがワルシャワ蜂起1944を称えて製作したミュージックビデオ『Uprising』

★こちらは、その歌詞の意味が分かる、英語字幕付きビデオ
by ysga-blog | 2012-02-26 20:55 | 大規模市街戦モノ City at War | Comments(0)

YSGA第272回定例会の様子その4(S&T誌#107:Warsaw Rising 死の舞踏版の3)

(S&T誌#107)Warsaw Rising
Revolt of the Polish Underground.
(S&T誌107号)ワルシャワ蜂起1944

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........「明日どこかの交差点で、轢き逃げされちゃうかも」な図
第3ターンのドイツ軍戦闘フェイズの一場面。
 遅蒔きながら装甲列車の怖さを思い知らされたポーランド国内軍だったが、鉄道遮断ぐらい非武装新兵のZOCで間に合うだろうと、安易に進出させたら、建物ヘクスといえども鉄道線路上だったので、装甲列車に突撃戦闘を挑まれて、無為に自動的除去されるの図(しかも新兵除去によって1点献上)。
国内軍を担当するなら、これぐらいポカミスが多い方がリアルで良いとは思うが、一応今後の戦訓として恥を晒しておく。

▼第3ターン(44年8月16~23日)終了時の盤面全景。全般的に見ても。ポーランド軍の分散ぶりが酷い。ただでさえ少ないユニットを分散させている上に、一見弱そうだが、主要建物に籠もるドイツ軍を攻撃して、撃退され続けるという拙い戦い振り。特に、絶滅されたゲットー中心部に位置するパヴィアック刑務所を、毎回攻撃しては撃退されるという無意味さは批判されていい。
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 シュターヘル将軍司令部の除去が困難と見るや、またしても易きに流れて、すぐに包囲殲滅できそうに思えた警察分署を攻撃したブル・コモロウスキ将軍麾下の主力部隊だったが、映画「要塞警察」を彷彿とさせる粘りによって足止めされる。
 また、浄水場の死守部隊も火災が発生するほどの大戦力で包囲攻撃されて壊滅...(結局浄水場の占拠でポーランド側4点獲得に対し、死守部隊殲滅で10点余りドイツ軍に献上したワケで、全く割に合わなかった)。
 こんな「死の舞踏」的なゲーム展開を求めてのルール改訂プレイだったとは言え、もっと巧く戦えたはずなのは明白で、今回の戦訓を採り入れた再戦を強く望みたい。
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 何の気なしにヴィッスラ河東岸に配置して、遊兵と化していた共産系のポーランド人民軍(AL)司令部に、今更ながら橋を渡らせて、奇襲突撃の可能性を活かそうとするポーランド軍。また、橋梁爆破の重要性に気がついて、泥縄で新兵配置する...
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▼第4ターン(44年8月24~31日)進行中の盤面全景。定見無きポーランド軍、発電所以外では緩包囲されつつあるの図。
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▼今回の対戦にあたって、N村さんが探索されたワルシャワ蜂起関係の翻訳資料
それぞれリンク先の「CiNii論文PDF」から論文がダウンロードできます。
渡辺克義訳「ワルシャワ蜂起と国内軍総司令部 : 蜂起最終決定の背景
:(2)(D)国内軍総司令部参謀総長タデウシュ・ペウチンスキ中将との会談覚書」山口県立大学学術情報

渡辺克義訳「ワルシャワ蜂起と国内軍総司令部 : 蜂起最終決定の背景
:(3)(E)国内軍総司令部作戦参謀ヤヌシュ・ボクシュチャニン大佐との会談覚書」山口県立大学学術情報

渡辺克義訳「タデウシュ・ブル=コモロフスキ著『地下軍-ポーランド国内軍司令官回顧録』(第2部-1)」山口県立大学國際文化學部紀要

渡辺克義訳「タデウシュ・ブル=コモロフスキ著『地下軍-ポーランド国内軍司令官回顧録』(第2部-2)」山口県立大学國際文化學部紀要

渡辺克義「「嵐」作戦の政治的理念」山口県立大学國際文化學部紀要

「ワルシャワ蜂起と国内軍総司令部」の残りは、バルト=スカンディナヴィア研究会「北欧史研究」に、「地下軍-ポーランド国内軍司令官回顧録」の残りは、スラヴィアーナ編集委員会「Slavonic studies」に掲載されているようです。
ただし、それぞれオンライン公開版はありませんでした。残念。
by ysga-blog | 2012-02-26 20:53 | 大規模市街戦モノ City at War | Comments(0)

YSGA第272回定例会の様子その5(WARSZAWO WALCZ !!!!!!!死の舞踏版の4)

(S&T誌#107)Warsaw Rising
Revolt of the Polish Underground.
(S&T誌107号)ワルシャワ蜂起1944


▼第4ターン(44年8月24~31日)進行中の盤面全景。
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▼第4ターン(44年8/24~31日)終了時の盤面全景。
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 ゲームは前半1ヶ月(第1~4ターン)のシナリオと、後半1ヶ月(第5~8ターン)のシナリオに分かれており、今回は前半シナリオにて終了とした。また、あくまで個人の感想ではあるが、今回のポーランド軍弱体化ルール変更は、死の舞踏と言われたワルシャワ蜂起をうまく再現できたと思える。
少なくとも私自身はポーランド軍を受け持って、早く再戦してみたいと強く欲している。
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 遅ればせながら、中央の道路橋と南部の鉄道橋は、ポーランド軍によって爆破されたが、ポニャトフスキー道路橋は、西岸の建物ヘクスに立て籠もるポーランド軍によって辛うじて封鎖されている状況に。
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▼第4ターン(44年8月24~31日)終了時の両軍得点表。ドイツ軍132点に対し、ポーランド軍は88点。その差は44点。これだけ見るとゲームバランスが悪いように思われるかも知れないが、点差の多くはポーランド軍が無為に包囲殲滅される状態にあったという(8戦力ユニット3枚スタック一つ除去で15点献上など)、作戦指導の誤りに帰されるものであり、巧妙に戦えば、死力を尽くして六分四分の勝利も夢ではないと思われる。
 ちなみにゲームの勝利条件は、1点でも相手より多い方が勝ちという、プラドスらしい単純な物。
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【今回の戦訓を汲んでの次回ポーランド軍作戦案】
■このゲームの戦闘結果表では、よほど大戦力を集中しないかぎり、ユニットを直接除去するのは難しい(ただし飛ぶときはスタックごと飛ぶ)。
 その意味で、ユニットが除去されるとしたら、包囲されて敵ZOCへの退却を強いられた場合が多い(今回のポーランド軍がそう)。従って、国内軍の基本方針は、序盤に勝利得点を稼いだら、あとはヴィッスラ河を背にして半円形の橋頭堡的防御陣を張り、堅い地形に立て籠もって兵力温存に務める。包囲さえされなければ、退却しながら戦い抜けるはず。
 また、その際、地形効果の薄い単なる建物(地形修正△2)ヘクスなどは、積極的に爆破して廃墟(△5)にしてしまうのも手である。ただし爆破は失敗する可能性と(出目6だと、やり過ぎて火災となり、爆破実行ユニットが巻き込まれて全滅する可能性さえある)、出目相当の武器ポイントを損失することに留意。
 また、包囲されて突撃を受けると不利なシフトを受けるため、できるだけ隣接ヘクスにも味方を置いて、包囲の条件を打ち消す(いわゆるヒモ付きにする)。

■史実とは異なるが、可能な限り橋梁は、第1ターンに爆破してしまいたい(ちなみに史実では蜂起前日の7/31にドイツ軍工兵隊が、ソ連軍阻止のために各橋梁に爆薬を設置し終えていたという)。
 なお、爆破すれば橋梁は崩落して渡河不能となり、全ての橋梁の通行を遮断していればポーランド側は毎ターン5点ずつ獲得できる。
 また、橋のたもとにある建物ヘクスを爆破して、そこを要塞として立て籠もるのも連絡線遮断には有効か。今回のプレイでは、ポニャトフスキー橋のたもとにHG師団の強力な歩兵を近寄らせてしまったが、次回はその場所を廃墟化して、8戦力部隊を占位させたい。
 なお、ヴィッスラ河東岸にもある程度の部隊を残し、東岸のドイツ軍をフリーにはさせないで牽制する。
一応、6ターンまで持久すれば、ソ連の傀儡ポーランド軍たるベルリング軍が東端から登場するので、その露払いとしての意味合いも持たせたい。

■攻勢方針としてはやはり、あくまでサスキ公園周辺に兵力を集中して、シュターヘル将軍司令部除去による10点獲得を狙う。工場を占拠して2点ずつ稼ぐより、市街中央の司令部や警察部隊を包囲殲滅した方が効率もいいし、後に防御に移行する際にも位置的に都合が良い。
 また、せっかくある特別ルールを活かして、ゲットー中央の刑務所を解放して志願新兵を手に入れ、下記の如く、西方へと進出して遊撃戦に転じたい。

■ドイツ軍の背後を脅かすべく、ドイツ軍の増援登場位置から離れた盤端付近に、遊撃部隊を配置/派遣しておく。その際、非武装新兵を新たに登場させられるよう、国内軍司令部の配置/位置取りにも留意する。
 そして遊撃戦は、常に砲兵を脅かせるように位置取りする。砲兵に対する突撃では、砲兵はその大火力を活かせない(シールド力しか使えない)のに注意。

■ドイツ軍の装甲列車は、鉄道線路沿いなら突撃さえできるのに注意し、妨害ユニット自身は線路上に位置せず、それでいて装甲列車が通らざるを得ない線路にZOCを及ぼせるヘクスに巧く位置取りする。

■非武装新兵は、他の戦闘部隊とスタックしていない形で突撃を受けると自動的に除去されるのに注意する。今回のプレイでは、何度もそれで無為に新兵を失った。新兵は常に堅い地形に護衛部隊と共に入れて守り、戦力化の時を待つべし。

【次回の対戦で、導入してみたい新たな改訂】

 戦闘結果表の最低欄を使用しての射撃でも、1VPを得られる可能性があるので、接敵していて突撃しない部隊はダメもとで全て射撃する傾向にある(と言うか、別に弾切れルールなんて無いので、やらなきゃ損)。これが最初の内はダイスの出目に一喜一憂して盛り上がるが、すぐに飽きて苦痛になる上、無用のプレイタイム増加につながっている。
 そこで、今回ドイツ軍を担当されたN村さんから、『両軍とも射撃戦では、一切VPは獲得できず、退却か全滅(それに伴う火災や廃墟)の結果だけが適用できるという方式』を導入してはどうかと提案された。
 まさに慧眼と言うほかなく(そこに気がつくとは、やはり天才か...)、そうすれば確実にプレイアブルになる上、ドイツ軍プレイヤーから見ても縛りがキツすぎるんじゃないかというポーランド軍のバランス緩和にもつながると思う。
by ysga-blog | 2012-02-26 20:51 | 大規模市街戦モノ City at War | Comments(0)

YSGA第272回定例会の様子その6(GMT/CMJ60)ウクライナ43そのⅠ)

(GMT/CMJ60)Ukraine '43
コマンド誌60号付)ウクライナ43

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by ysga-blog | 2012-02-26 20:49 | (GMT/CMJ60)ウクライナ43戦記 | Comments(0)

YSGA第272回定例会の様子その7(GMT/CMJ60)ウクライナ43そのⅡ)

(GMT/CMJ60)Ukraine '43
コマンド誌60号付)ウクライナ43

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by ysga-blog | 2012-02-26 20:47 | (GMT/CMJ60)ウクライナ43戦記 | Comments(0)

YSGA第272回定例会の様子その8(エポック社スターリングラードその①)

ブラウ(青)作戦70周年記念〈1942年-2012年〉

(エポック)スターリングラード
(EP)Stalingrad

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ブラウ作戦70周年記念の第1回戦は、松谷健三氏と対戦。

ソ連軍を担当することになり、セットアップは北端からイジュムまではZ師団と騎兵を戦線の1へクス後方に配置。
戦闘―移動なのでドイツ軍の第1作戦フェイズを接敵のみで終わらせる少しズルい戦法。
イジュム後方にはZ師団5ユニットを置き、そこから東はY師団を並べていく。
丘陵地帯は最前線にY師団スタックを配置し、タガンログには戦車、X師団、Y師団を置き、可能ならば第1ターンのドン川渡河を阻止したいところ。
自由配置ユニットはヴォロネジに戦車、その前面に足止めの騎兵、X師団をロストフ、マイコプ、スターリングラードに置く。

松谷氏はクリミア半島ケルチの守備隊が形ばかりのZ師団2ユニットなのを見て、第11軍の投入を宣言。セヴァストポリ攻略の英雄マンシュタインはレニングラードではなくカフカスを目指すこととなった。

いよいよ、ブラウ作戦の開始である。
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by ysga-blog | 2012-02-26 20:30 | 青作戦&スターリングラード総合 | Comments(0)

YSGA第272回定例会の様子その9(エポック社スターリングラードその②)

ブラウ(青)作戦70周年記念〈1942年-2012年〉

(エポック)スターリングラード
(EP)Stalingrad

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▼第5ターン終了時。独軍、あと1点及ばず、サドンデス敗退の盤面。敗因はクリミアの第11軍を参陣させた事によるVP減殺と、コーカサス戦域のマイコプがまだ持久していたことによる得点不足か。スターリングラードの背後にまで迂回の手が伸びているのと、コーカサスへの鉄道線まで遮断できていただけに、なんとも残念...
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by ysga-blog | 2012-02-26 20:28 | 青作戦&スターリングラード総合 | Comments(0)

YSGA第272回定例会の様子その10(AH)戦艦ビスマルクの戦いそのⅰ)

(AH)戦艦ビスマルクの戦い
(AH)BISMARCK
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こちらの対戦の詳細は、素晴らしいリプレイブログを製作して下さっている、もりつちさんの「徒然なるままに」サイトをご覧下さい。
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by ysga-blog | 2012-02-26 20:27 | 例会/ゲーム対戦報告 | Comments(0)