(SPI/HJ)ウォー・イン・ジ・イースト (第二次欧州大戦の東部戦線部分) その1

(SPI/HJ)ウォー・イン・ジ・イースト (第二次欧州大戦の東部戦線部分)
←写真は、初期配置終了時(ソ連軍初期配置はタクテクス誌8号の歴史配置採用)
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(SPI/HJ)ウォー・イン・ジ・イースト (第二次欧州大戦の東部戦線部分)
←写真は、初期配置終了時(ソ連軍初期配置はタクテクス誌8号の歴史配置採用)移動補給部隊をどこに配置するかまだ迷っている。
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←写真は、第1ターン終了時
北方軍集団は早くもRigaに取り付いているが、河川と対戦車砲旅団の存在で攻撃が不可能。Rigaはここから3ターンほど北方軍集団を足止めする。中央軍集団はMinskを目指すが、プリピャチの北に広がる森林地帯のおかげで思うように進めない。南方軍集団は国境地帯をきれいに粉砕し、順調に進撃。
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←写真は、第2ターン独軍侵攻中
国境地帯の敵はごっそりと包囲殲滅しているがこれはデフォルト。RigaとMinskでの抵抗が貴重な足止めとなっている。
史実配置というが、単に部隊数のみで、史実どおりの強弱は再現していない(その意味でも不完全であり、初期配置のルール違反も見受けられ、あまりお薦めはできない)
そのため史実よりも、防衛線が整っていたはずの南方軍集団正面が全般的にかなり弱体で、一方では快進撃のはずの中央では抵抗が強い。
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←写真は、第2ターン終了時
ソ連軍は早くもルジェフ、ヴィヤジマ、ブリヤンスク周辺で防衛網を構築。レニングラード周辺も手厚い。一方で南方はオデッサは難攻不落だが、キエフ正面は絶望的。
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写真は、第3ターン終了時
Rigaに第1ターンに装甲を指向させたのが裏目に出て、機械化部隊はRigaに第2~3ターンの間足止めを食らっている。
おかげで北方軍集団の進撃がやや遅い。

中央軍集団はSmolenskまであと2ヘクスと快進撃だが、歩兵は全く追いついていない。

南方軍集団は大胆さと慎重さを使い分け、Kiev~Rostov間を突破させつつ、Kiev周辺のソ連軍を着実に撃破。
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←写真は、第4ターン独軍進行中 ソ連奥深くに侵攻する独軍
こやってみると、ドイツ軍の先鋒も案外と薄い。開戦時にあれだけあふれていたハイスタックも広大な大地に吸収されていく。
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←写真は、第4ターン終了時
Rigaがようやく陥落だが、ラトビアの国境線周辺にソ連も防衛線を構築中。中央では強行軍(1/6で消耗)で歩兵をとにかく前線へ。
Smolenskを奪取し、数個軍団を包囲。ただし、補給切れなので、戦闘力半減に加え、防御側の額面戦力値分を攻撃側は失うという出血。
南方では快進撃により早くも補給推進は限界。それでもKiev攻略のために歩兵が続々と強行軍で到着。
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←写真は、第5ターン終了時
Rigaに加えてエストニアの首都で大規模港湾のTalinを陥落させ、北方軍集団の補給状況は劇的に良化。さすがに補給があるドイツ軍に地形のないエストニアでは対抗不可能。北方軍集団もロシア本国内に踏み込み始める。
中央軍集団は南方軍集団の進撃状況を鑑み、南方旋回の要無しと歩兵を到着する端から補給無しの強攻に参加させようとする一方で、装甲部隊の半分をルジェフ方面からの迂回作戦へ。

南方軍集団はKievへ向かうが、ここではすでにロシアの抵抗力はない。
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←写真は、第6ターン終了時
結局のところラトビア南の歩兵部隊をレニングラードへ回し、レニングラード=モスクワ鉄道を狙うことに。北方軍集団はRuga周辺でソ連軍を迂回突破に成功し、バルト海沿岸でも部隊を集結中。
中央軍集団はヴィヤジマを目標に突破攻撃を仕掛けるものの、ソ連軍の陣地は手厚い。南方軍集団はKievを抜きさらに東へ。一方でRostovを何とかして狙いたいものの、補給の関係で困難。
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←写真は、第7ターン終了時
バルト海沿岸では強力なソ連軍陣地にドイツ軍は足止めされている一方で、Ruga方面では包囲殲滅にかかる。
中央は明らかに兵力不足だが、かといって他の方面で兵力が有り余っているわけではない。むしろソ連軍の運用と生産に負うところも大きい。この段階で補給を待たずに大出血しながら(補給切れだと必ずドイツ軍は消耗する)進撃したが、他のプレイヤーからは恐怖される。ただし、一方でソ連の損害も当然ながら大きい。
南方軍集団はオリョル、ハリコフ、オデッサ、クリミア、ロストフと目標が多い中、ロストフ攻撃の準備のために移動補給部隊を旋回中。
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←写真は、第8ターン独軍終了時
北方軍集団は南からレニングラードへ突き上げる。さらに一部を割いて強行軍でモスクワ=レニングラード鉄道へ大突破。これによりソ連軍はRzev後方へ回り込まれ、この方面を撤退させられることを強いられる。
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←写真は、第8ターン終了時
北方では未だにエストアニア=ロシア国境の陣地が強固に進入を拒んでいる一方で、南方からのドイツ軍の突破は完全にレニングラード=モスクワ間の防衛線を破綻させた。
中央ではソ連軍は半包囲された北西翼を巧妙に撤退と残置を使い分け、モスクワ北方の河川で防衛線を構築。
南方軍集団も明らかに兵力密度が薄い。ここら辺はむしろ事前の補給網構築計画がドイツ軍全体で甘かった影響が南方軍集団にしわ寄せが行っている。
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←写真は、第9ターン終了時
北方軍集団はついにエストニア方面からの突破に成功。一方でわずかに通じるシベリアからの鉄道でレニングラードへ増援が。間に合うか。
中央軍集団は北方からの迂回攻撃に部隊を割いた分、中央での猛攻は一休み。補給がもう少しで通じることもあって、兵力温存に出る。
南方軍集団はタイミングよくロストフ方面への突破。限定的な兵力でありながら常に戦果を捻り出す頼もしい存在。しかしながらソ連も防衛線を構築して崩れない。
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写真は、第10ターン終了時
北方軍集団はついにレニングラードを捉えた。増援の進入をすんでのところで防止。空軍移動妨害の効果もあった。
中央軍集団は今までの補給切れでの攻撃の鬱憤を晴らすかのような中央での攻撃再開だが、やや兵力不足。
南方軍集団は前ターンの限定的な突破をすかさず大戦果に結びつけたが、いかんせん補給もなく、クリミア侵入は阻止された。
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←写真は、第11ターン終了時
北方軍集団はついにレニングラードの南半分を陥落させた。レニングラードに配備拠点を回す手があり、それをソ連軍が思いついたときには鉄道線は閉じられていたが、初プレイなのでやむなし。
一方で北方軍集団の兵力は通常よりも大きく、陥落は致し方ないとも言える。

中央軍集団は補給が通じたため、電撃的にブリヤンスク=ヴィヤジマ間を久しぶりに装甲部隊による大突破。ツーラまで確保し、南北挟撃体制を築くための足がかりを得た。ソ連軍はむしろモスクワ西正面の森林地帯よりもこの平地の縦深陣地化させておくべきたったかもしれない。

また限られた兵力で大戦果を挙げてきた南方軍集団も補給と部隊密度の関係で攻勢限界に近づきつつある(むしろとっくの昔に超えているのだが、技量で何とかしている側面も)。
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写真は、第12ターン終了時
レニングラードは完全に陥落し、残敵掃討へ。前ターンのTulaへの突破は、却って中央軍集団から部隊密度を薄めて攻勢衝力を奪った面もある。ryanskで粘るソ連軍部隊は中央・南方軍集団の合同を阻止してソ連邦英雄に相応しい役割を果たした。
南方軍集団は乏しい兵力からかなりの部隊をOrel経由で中央軍集団へ加えにかかる。一方でRostovを落とすために前線から装甲部隊を引き抜きにかかった。

★初日はこの12ターン終了までプレイ。続きは連続例会二日目で
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←写真は、第12ターン終了時
 モスクワ前面へ迫るドイツ軍(グーデリアンの南方旋回無し)
北方への迂回に続きTulaへ突破は許したソ連軍だが、柔軟に部隊を転用し、南北を両河川で守る体制に移行。この時点まででは大半が消耗しているが、大量の対戦車旅団がドイツ軍の攻撃力を大きく減殺させていた。(一方でそのために大量の武器ポイントを生産で使用したために、冬季反抗に影響はしたが)
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←写真は、第12ターン終了時
レニングラード陥落す...
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←写真は、第12ターン終了時
 ロシア南部の様子
両軍とも乏しい兵力の中、ウクライナの大平原で激戦を繰り広げてきていたが、南方軍集団の一部の中央への合流とRostov攻撃のための装甲部隊の引き抜きにより、一段落。
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←写真は、第13ターン終了時
☆ここより連続例会2日目

レニングラードの陥落と残敵掃討により北方軍集団から、Bryanskの陥落により南方軍集団から大増援を受け、中央軍集団の兵力は開戦以来最大に。また補給状態の良化によりVyajima方面での攻撃であれだけ堅かったMoscow西方の陣地帯も1個、また1個と抜かれていく。
南方では計画された攻撃によりOdessaはついに一撃陥落。
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←写真は、第13ターン終了時
 モスクワ危うし!
ここぞとばかり撒かれる空軍移動妨害。
だがソ連軍もシベリアからの引き抜きに加えて戦車軍団や歩兵軍団が予備として到着。間に合うか。
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←写真は、第14ターン終了時
潤沢な兵力の増強を受け、中央軍集団はタイフーン作戦を本格的に開始。モスクワ北東、西方、南方で猛攻が行われ、西方ではかつてのソ連軍自慢の防衛線で取り残された部隊が包囲殲滅されつつあるが、これが大きな時間稼ぎに。ソ連軍もモスクワに主力を集中。晴天はあと2ターンしかない。
南方軍集団はクリミアを狙う。
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←写真は、第14ターン終了時
 モスクワ前面
ついに冬季反抗で使うはずの戦車軍団が前線に投入された。(結果としては後方で拘置するほうが勝ったが、初回プレイなだけに、堅実な路線を選んだ)
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←写真は、第15ターン終了時
モスクワ北西で装甲師団が単独で突破に成功し、裏に回る。パウル・カレルが何と書いてくれるか楽しみ。
一方でついに南西からドイツ軍の猛攻により、モスクワに4ヘクスに渡り隣接。しかしながら晴天は次のターンまでしかない。
南方軍集団担当は、いつもの通りどういう手を使ったのか、到底不可能に見えたクリミアへ浸透突破。ソ連軍の最後の危機。
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by ysga-blog | 2008-05-06 10:40 | (SPI/HJ)WiE対戦記 | Comments(1)
Commented at 2020-10-28 23:09 x
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