マーケット・ガーデン作戦(HJ)を甦らせたい

(HJ)マーケット・ガーデン作戦

 ホビジャ初のオリジナル作戦級ゲームと言うことで、その郷愁からか意外に大きな反響〔俺も俺もとプレイ希望者が湧出〕のあったマーケット・ガーデン作戦。マップ1枚で気軽にキャンペーンできる貴重なマーケット・ガーデン作戦ものとして、単に懐かしいからプレイするのではなく、今後もプレイされ続けるゲームにするべく、ローカル修正の更なるバランス調整(後述)も兼ねて新たなプレイヤーと対戦に及びました。

▼第1ターン終了時の北部(アルンヘム~ナイメーヘン)戦域
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南部(フラーフェ~アイントホーヘン)戦域
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▼第2ターン終了時の北部(アルンヘム~ナイメーヘン)戦域
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南部(フラーフェ~アイントホーヘン)戦域
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▼第3ターン終了時の北部(アルンヘム~ナイメーヘン)戦域
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南部(フラーフェ~アイントホーヘン)戦域
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▼第4ターン終了時の北部(アルンヘム~ナイメーヘン)戦域
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南部(フラーフェ~アイントホーヘン)戦域
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▼第5ターン終了時の北部(アルンヘム~ナイメーヘン)戦域
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南部(フラーフェ~アイントホーヘン)戦域

 左下は映画「遠すぎた橋」DVDスペシャル・エディションと、アルティメット・エデイション。今回見比べて観たところ、1978年のTV初放映時の吹き替えが入ったSP版に対してアルティメット版の吹き替えは完全新録であり(アドリブ満載のTV版吹き替えに比し、原文に忠実な大人しい吹き替え)、また吹き替えは英語に対してのみでドイツ語やオランダ語は吹き替え無しの字幕処理という珍しい対応。また画質もSP版に対してアルティメット版の方が、より鮮明にクリアな処理がされているのが印象的。
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▼第6ターン終了時の北部(アルンヘム~ナイメーヘン)戦域
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南部(フラーフェ~アイントホーヘン)戦域
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▼第6ターン終了時の30軍団先鋒からアルンヘムを眺めた俯瞰写真。まだ橋は遠すぎるが、前面の独軍の態勢は整っていない為、押せば崩れそうな予感。
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 時間的制約により第6ターンまでのプレイでしたが、ローカル修正は非常に
いい感じに機能していました。今回もアルンヘム鉄道橋の破壊判定で、出目6が
出て保全橋梁となり、展開がややイレギュラーになりましたが、その分アルンヘム~
~ナイメーヘン間の中洲を確保できたので、英30軍団が到着すれば史実通りの
戦術的勝利は堅かったでしょう。しかしそれ故にアルンヘムの崩れが早く、またも
時間との競争といったハラハラ感溢れる展開となりました。

■今回の対戦で適用した(HJ)マーケット・ガーデン作戦ローカル修正■

1).Hells(VG)に習って、ドイツ軍盤外移動マップでも大河川の渡河制限を加えて、以
下の盤外エリア間では機械化ユニット(自動車化歩兵、装甲擲弾兵も含む)の移動を一切
禁止する。ただし非機械化ユニットのエリア間移動には何ら制限はない。
 従ってネーデル・ライン河とワール河を渡って移動する為には、アルンヘム橋(破壊さ
れなければアルンヘム郊外の大河鉄道橋も可)、ナイメーヘン橋を確保して直接盤上で渡
る他はない。

O-P間
I-H間
H-G間


2).砲兵の防御支援は、その砲兵が所属する師団と同じ師団所属のユニットにしか与え
られない。従ってドイツ軍の師団所属でない独立砲兵は一切の防御支援を禁止される。な
お連合軍の英30軍団直属砲兵だけは、英軍でありさえすれば誰に対しても防御支援でき
るという規定あり。

※なおドイツ軍の攻撃支援射撃と弾幕射撃に関しては何ら制限は科せられない。師団所属
に制限されるのは防御支援のみである。

3).フェリーを利用できるのは、ドイツ軍の非機械化ユニットに限られる。ドイツ軍機
械化ユニット(自動車化歩兵、装甲擲弾兵も含む)のフェリー利用は一切禁止される。

4).孤立についての補給規定を明確化して、〔12.3〕3).そのユニット/スタッ
クのいるヘクスから2ヘクス以内に孤立状態でない自軍ユニットが存在しない。とする。

※もとのルール記載のままでは、友軍ユニットとスタックしていれば決して孤立しないよ
うに解釈できてしまう為、せめてスタックではなく、他のヘクスでの友軍の存在を必須と
した。

5).盤外移動マップは秘匿せず常時オープンとし、連合軍は常にドイツ軍の盤外移動と
存在を確認できる。〔6.24〕改訂

6).連合軍ユニットが隣接した橋梁の破壊判定は、強制判定とする。

※もとのルールでは独軍の任意で判定しないで自動的に保全とする事ができたが、
上記①の制限により、アルンヘム鉄道橋の重要性が増した為、独軍が将来の布石
として敢えてアルンヘム鉄道橋を破壊しないで残しておくというゲーム的展開を封じる
ためのルール修正。なお出目6で鉄道橋が破壊されずに残るのは仕方ない。

■不明瞭ルールの明確化■

1).補給切れにより1攻撃力が0.5攻撃力となって端数切り捨ての原則によりゼロ攻
撃力となったユニットは攻撃に参加することができない。

※ルールには防御力は決して1未満にならないと規定はあるが、攻撃力には言及していな
い。また〔10.21〕〔14.12〕ルールにもゼロ攻撃力ユニットは攻撃に参加できないことを
匂わせる文言あり。従ってゼロ攻撃力のユニットが攻撃側として戦闘後前進に参加するこ
ともない。

2).盤外エリアBからアイントホーヘンに延びるハイウェイは、南端から延びるハイ
ウェイに連結していると見なす。

※ナイメーヘンでは意図的な道路完結が見られるが、アイントホーヘンのそれはマップ接
続の際の印刷ミスと見なす〔もしそうでなくとも連合軍のバランス調整の為にもハイウェ
イ連結としたい〕。

3).ルール上「大河鉄道橋」の定義がなされていないが、濃い青の大河に架かる、道路
の走っていない橋を「大河鉄道橋」とする。薄い水色の運河に架かる、道路の走っていな
い橋は、「運河橋」としてひとつにくくられるものとする。

4).道路がヘクスグリッドを走っていてどちらのヘクスを道路が走っているのか不明瞭
な場所は次の通り。事前にどちらを走っているか規定しておくこと。7106、741
1、7209、7313、4212、0804ヘクス。

5).ルール〔5.32〕記載のヘクス4919は4918の間違いである。

6).シナリオ1「キャンペーン」の連合軍増援部隊★第1ターン:英第1空挺師団の1/1(砲兵)と1(対戦車砲)の降下基準ヘクスは、7005または6805ヘクスである。

※私が持っているルールブックは、これらのユニットについて「7005」ヘクスだけになっていました。対戦相手の持っていたルールでは「7005または6805」となっており、タクテクス14号の作戦研究記事でも、強力な4戦力対戦車砲を6805ヘクス基準で降下させているので、私の持っている最初期バージョンのルールブックが間違っているものと思われます。これまで他人のルールを見て配置していたので違いに気が付きませんでしたが、この点、これからプレイされる方はご注意下さい。ちなみにこのルールの違いは、ホビジャ/TAC誌のエラッタにもありません。
by ysga-blog | 2009-12-05 17:10 | (HJ)Market Garden作戦記 | Comments(0)
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