▼(GMT)ワシントンズ・ウォー(アメリカ独立戦争)
Washington's War
カードドリブンの始祖たるマーク・ハーマンの(AH)We the Peopleが、15年振りにリデザインされた話題の新作。既に和訳着手。
フルマップ相当の大きなマップが、裏打ちのあるしっかりしたハードボード仕上げという豪華さ。それでいて良心的な価格設定は、ドイツ系ゲーム層にもアピールする為か。
ルール的には戦闘カード方式じゃなくなっただけでWe the Peopleそのままのシンプルさ。2時間で終わるというのが売り文句。
ドイツ系ゲーム層にもアピールする為か、箱の内部も段差を設けるなど細かい気配りのしっかりした作り。
▼(コンパス・ゲームズ)バターン BATAAN!
太平洋戦争序盤のフィリピン、バターン半島の激戦を、作戦/戦術級デザインの名手ヴァンス・フォン・ボリスが(GMT)ロード・トゥ・レニングラードのシステムでシミュレート。もともとはGMTから出されるはずだったが、P500が集まるのを待っていられなくなったのか、コンパスゲームズに版を移しての緊急出版。
謳い文句も「バターン戦テーマ初の本格的ゲーム化」というだけあって、さっそく5月の2日間例会で英文素読みでのプレイ企画が立てられた。ユニットも珍しいものばかりで興味が尽きない。帝國陸軍の九九襲撃機や九七直協機が作戦/戦術級で使えるとは。また米比軍にフィリピーナ(水色:弱体)とフィリピン師団(薄茶色/米軍と遜色無い強さ)とがあるので、その違いは何かと話し合われていた。
ジャングルにはZOCが及ばないらしいので、大変な混戦が予想される。
派手な色使いは勿論、両面印刷のフルカラーチャート12枚という、非常に豪華な内容物が目を引く。また両軍にランダムイベント表があり、その内容豊富さも話題に(東京ローズとかある)
マップ左隅には戦略マップらしきもの。航空機の運用表なりや?
▼(ヴァレー・ゲームズ)共和政ローマ 第2版
驚いたのはホビージャパン社がこの第2版の和訳を付けて売っていること。初版との違いをサマリーにしたものも付いているので、AH版で慣れた人もその違いをすぐ知ることができる。ちなみに箱は、厚さは別として意外にコンパクト。