▼(GMT)Serpents of the Sea
DTP時代から続く、簡便な帆船の戦いゲーム「フライング・カラーズ」の続編で、もっぱら米英戦争や米独立戦争の海戦を扱う。ただしナポレオン戦争が主舞台の前作と異なり、登場隻数の少ない海戦が多いため、特別に個艦戦闘用の戦術海戦マップと戦闘カードが用意された。
(GMT)Combat Commander Battle Pack#3 Normandy : ノルマンディー戦特化モジュール
カウンターシート2枚に両面印刷のマップ4枚、シナリオ20本近くと豪勢極まりないのに驚く。ちなみに真ん中は、有名なペガサス・ブリッジのマップ。
▼(アゲインスト・ジ・オッズ誌23号付録)
Guerra a Muerte
:19世紀初頭の南米もの戦略級。只今和訳進行中。近日プレイ予定
アゲインスト・ジ・オッズ誌のアートワークは、時代物によく合うと思う。
ユニットのアートワークも、時代物の南米らしい雰囲気でプレイ意欲を掻き立てる。ちなみに吸血コウモリはゲリラ部隊とのこと。
カウンターシートの裏面。吸血コウモリ部隊の裏面は、ゲリラ狩りにあって処刑された事を示す絞首刑の縄。まるで(XTR/コマンド誌付)アイ・アム・スパルタカスの如し。
▼同じ号に付いたハガキゲーム
「ベトナム戦争・ハノイ爆撃」
ハガキゲームで空中戦するとか「正気ナリヤ」。ちなみに写真は、プレイ用に拡大コピーして自作された物。ゲームとしてはそこそこ面白いとのこと。
▼同号を何気なくペラペラとめくっていて驚いた、
アメリカ独立戦争/戦略級ゲーム比較研究記事。期せずして現在、YSGAでは1974年にAH社から出た「1776」の和訳と、前出のワシントンズ・ウォーの和訳を並列して進めており、これからしばらく重点的に独立戦争の戦略級がプレイされる予定になっており、なんとも運命的なものを感じさせた。
だってまさか最近のゲーム雑誌に、40年近く前に出たゲーム(AH:1776)の記事が載っているなんて夢にも思わないもの。