(SPI/HJ)グレネード作戦 その3)YSGA第255回定例会の様子その4

▼第11ターン(45年3月2日)終了時の全景。 晴天ながらも雪解けで泥濘
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▼第12ターンの米軍移動フェイズに、独軍まさかのライン河鉄橋爆破失敗!(ピンゾロ出した)米第5機甲師団、かっちょ良く橋を確保してライン渡河! これにより+5勝利得点!!
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▼第12ターン(45年3月3日)終了時の全景。 晴天ながらも雪解けで泥濘
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▼最終13ターン(45年3月4日)米軍終了時の全景。  晴天ながらも雪解けで泥濘
 この段階で+16勝利得点で米軍辛勝決定。独軍手番が残っているが、ZOCから出た同一フェイズには敵ZOCには移動して入れないルールなので勝利得点ヘクス奪回の反撃は不可能ということで、ここで終わりとした。もしもライン河の橋が爆破に失敗していなければ、16△5で11点となって独軍辛勝だった(15点が米軍辛勝ライン)。とは言え、最後の4ターン連続で泥濘に祟られると言う不運もあったので、それが無ければ米軍の進撃ももっと早かった事が予想できるので、橋を手に入れなくても勝利得点ヘクスをもっと占領できた可能性も高く、ゲームバランスはとても良いように思う。
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独軍プレイヤーの対戦後コメント
『なんのなんの、充分に面白いじゃな~い!! 初めてのプレイ(独軍担当)だったが、前評判で聞いていた、独軍はやることもなく、ただ米軍が無人の野を行くがごとく席巻して回るのを指をくわえて見ているだけ...なんて全く感じさせないほど、頭をフル回転させての防衛戦を心底楽しんだ。
 ドイツ末期戦ファンと言っても、勝ち目もないのに、ただ単に叩かれて嬉しいわけじゃなく、あくまで歴史的に困難な状況の中で、知恵を絞って史実より良い結果を出し、歴史改変を成し遂げたいのだ。


■独軍の反省点/備忘録:

1).米第7軍団正面の独軍は戦線維持にこだわらず、逃げられるうちに北方へ逃がしておくべき。ここであと3ユニット温存退避できていれば、最終ターンに北端の3VP町ヘクスが空っぽのまま米軍に無血占領されるなんて事態にはならなかった。米第7軍団はヘクス列1000を含む以北への移動進入が禁じられている為、ケルンのライン河大鉄橋さえ爆破されてしまえば、独軍にとって何の脅威にもならない存在なのだから。

2).北端の守りを軽視していた。米軍の圧力が南部から北へ向かってかけられるため、ついつい南部の陣地線を強化する事に目を奪われ、ロエール河下流の川沿いの道は3VP町ヘクスへのハイウェイと化しているのに気が付かなかった。逆にこの米軍勝利へのハイウェイは1本道なので、独軍が捨て駒覚悟で路上に部隊をばらまけば、米軍は最終ターンまでに町へたどり着けない可能性が高い。その為の兵力抽出を怠ったのも独軍の敗因。

3).平地の陣地線は、単なる足止め程度の強度しかない。米軍は航空1、砲兵2、同一師団2の5シフトは原則として上昇できる為、陣地の防御力+2とメイアタック、諸兵連合効果打ち消し、常時補給なんて、気休めにしかならない。下手をすると突破前進でZOC to ZOC2ヘクス浸透もあり得るので、それを前提に遅滞作戦を考える。

4).終盤を睨んで、強力な部隊は敢えて前線に投入せず、3VP町に予備拘置する(ケルンは守りきれないので、はなから放棄)。上手く遅滞作戦を展開できれば、3VP町に辿り着ける米軍は、主力から分離した先鋒ユニット程度であると思われ、それなら3VP町の奪取は難しいはず。例え前線部隊が全滅しても、最終的に3VP町さえ確保していれば、負けないはず。

5).終盤戦では、次のターンを見越しての反撃計画など、絵に描いた餅に終わると心得る。なぜならその頃になると米軍の突破前進により予想外の障害が立ちはだかり、目的地まで到達できない可能性大。もし反撃するつもりなら、確実に今到達できる場所に対して行うべき。』

▼米軍プレイヤーの対戦後コメント:
『今回連合軍はギリギリ勝利しましたが、橋を1個偶然に占拠できた事でたまたま勝利できました。以下記憶の限りですが反省点をあげていきたいと思います。

・第7軍団の初回の攻撃が全て失敗している。
ダイスの目が悪いのと、ターン目に砲兵を1個犠牲にして2箇所からの攻撃を増やすべきでした。
ただしドイツ軍ユニットも第7軍団の正面に2個師団程度張り付いて逃げれず、 内陸での戦線構築時にユニットが若干減らせた利点もあったのかなと?

・第13軍団正面の街から続く橋を戦闘後前進の穴で塞がれ、6ターン以上保持された。
戦闘後前進のミスです。 申し開きもありません。

・第12軍団と第16軍団の攻撃が2ターンほど早すぎて、いらぬ損害と、ドイツ第2軍団の戦略撤退を解除してしまった。
  第16軍団は、いっそのこと第13軍団が開けた穴の方へシフトしてもよかったかもしれません。

と反省すべきはほかにも多々あるのですが、これくらいにしておきます。他に反省ではないですが感想など。

・増水方法が漸次増水だったため開始ターンを選べたが、流速が奔流になる危険を犯してでも開始ターンを早めるべき。
 今回は2/20から攻撃を開始したが、泥濘が合計6ターンもあったため攻撃が行えないターンや1コラムシフトマイナスの適用がかなり痛かった。

・第739戦車大隊がかなり有効につかえた。
地雷処理戦車を配属しているユニットなので、防御拠点が無効になりかなりの戦果をあげてました。
途中から面倒になってスタックの上においてましたが、ドイツ軍プレイヤーの不安を煽るため、スタックの下に置き隠匿すべき。

・国民突撃兵が出現しすぎ
サイコロの目が良かったせいか多いときには4ユニットも同時に登場していた。 普段は出ても同時に1~2個程度なのに・・・・・』
by ysga-blog | 2010-09-26 20:59 | (SPI/CM133)グレネード作戦戦記 | Comments(0)
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