(DG)Empires of the Middle Ages
(デシジョン)エンパイア・オブ・ザ・ミドルエイジズ『十字軍の時代』キャンペーン ▼SPI/HJ版とルールは、ほぼ同一と言っていいDG再版だが、唯一新版でオプション追加された「支配の道具」と追加イベント/キャラクターカードが、良い味付けになっていた。写真は、そんな「支配の道具」、宮殿(パレス)がブリテン島の支配エリア全域にある英国が、1枚のカードで一斉に社会レベルを上げることに成功し、一気にレベル上限にまで達した場面。ただし英国プレイヤーにとって残念なことに、このプレイは1ターンで(遅れていた参加者到着により)仕切直しとされてしまった。
▼仕切なおしての本番6人戦
イギリスは、生来のRus好きが高じてスカンジナビア半島経由で、ロシアのノヴゴロドに上陸、これを占領した。しかし趣味に奔りすぎた為に、本国隣のウェールズとアイルランドをフランスに先取される始末。
7ターン(35年相当)プレイした段階で、神聖ローマ帝国が2位に20VP差をつけて優勢だった。しかしまだ序盤に過ぎず、これから神聖ローマが浸食されていく事を考えると、勝敗の行方は全くの未知数だ。しかし歴史の流れに翻弄されるのを味わうゲームであり、それに勝敗をうんぬんするには向いていないマルチでもある。
※7ターン終了で、まだまだ序盤だが、一応暫定的な勝利得点をカウントしてみた
1位).神聖ローマ:74(VP)
2).ビザンチン:56(VP)
2).フランス:56(VP)
3).シシリー:47(VP)
3).イギリス:47(VP)
4).ポーランド:43(VP)