(GDW/HJ)白ロシア大作戦
RED ARMY
▼マップの視点を変えて、ドイツ側から受け身で戦線を眺めてみる

独軍は毎ターン1枚、増援プールからランダムに引いて増援ユニットを受け取れるのだが、序盤ずっと装甲師団ばかり引き当てる幸運に勢いづき、強気で前進防御していたら、包囲されたでござるの図

10ターン過ぎに、ミンスク・モスクワ街道がカラ空きとなり、赤軍戦車軍団が、無防備のミンスクに隣接した劇的シーン。まさにドイツ中央軍集団のカンネー...
もっちひさんの対戦後コメント:テーマがバグラチオン作戦とあって、勝敗は度外視して状況を楽しむつもりでドイツ軍を担当。
開始早々、最北の第9軍団が猛攻を受け壊滅、ドヴィナ川の北ががら空きになったが、増援の第5装甲師団を送り穴を塞ぐ。
第6ターンには増援で第3SS装甲師団トーテンコプフを始め4ヶ師団もの装甲師団を得たのに強気になり、4ヶ所での反撃を行いソ連軍の勢いを止めようとするも、所詮は焼け石に水。
第8ターンには寡兵よく支えていたプリピャチ方面も突破され、南部では第4装甲師団がスルーツクに包囲される。第28猟兵師団とトーテンコプフを救援に向かわせるも、第28師団はソ連軍のスチームローラーに押し潰され、トーテンコプフまでもが包囲されてしまう。
第11ターンには中央から南方の戦線はもはや消滅し、ソ連軍先鋒はミンスクに隣接してあわや無血占領。
北から急行した装甲師団群でソ連先鋒の戦車軍団を撃滅し溜飲を下げるも、第12ターンには主力部隊はミンスクに包囲され、第4装甲師団とトーテンコプフは壊滅、もはや保安師団が後方に点在するのみで、中央軍集団は史実をも上回る、まさに壊滅状態に終わった。
このゲームは移動力が低くソ連軍の攻勢はじわじわとしたものになるが、ドイツ軍もまた攻勢の推移を見極めて早め早めに部隊の後退と戦線の再構築を行わないと一気に崩壊を招くことになる。それこそがこのゲームにおいてのドイツ軍プレイヤーの醍醐味といえるだろう。
バグラチオン作戦70周年の際にでも是非再戦・リベンジをはかりたいと思う。