シンガポール陥落70周年記念〈1942年-2012年〉
(EP)マレー電撃戦
(EP)Malay Campaign
先日の例会で久しぶりに、このマレーをプレイして、「やはりエポック・マレーは傑作だわ」との念を強くした松谷さんの押しで、2002年のリプレイ採り対戦以来10年振りにキャンペーンに挑戦した。
▼写真は、初期配置終了時点の盤面(英軍側シンガポール方面からの撮影で最前線が遠くて見難いのは申し訳ない)。
今回の記事その六に載せた10年前の対戦記録と同じく、英軍はかつてシミュレイター誌に載った広島がんぼう(現・中黒)氏の配置案にて。
▼第1ターン(1941年12月8日)終了時の盤面。
コタバル上陸で、日本軍大損害。タイ国境を越えてきた陸路の日本軍は強行軍で最前線目指して一路前進中。
▼第2ターン(12月9~12日)の日本軍攻撃終了時の最前線。
鎧袖一触、英印軍は陣地を捨てて潰走。続く戦車突進で蹂躙されてほぼ全滅した。このゲームの日本軍戦車突進ルールは痛快無比。秘蔵のチハ戦車を持参した甲斐もあるというもの。
▼第2ターン(12月9~12日)終了時の盤面。英印軍は思い切って撤退し、河に架かる3つの橋全てを爆破。そしてその架橋を妨害すべく橋の対岸に阻止部隊を配置した。
▼第3ターン(12月13~16日)終了時の盤面。「落ち着け、まだ慌てるようなターンじゃない」とばかりに日本軍は一旦停止して戦力回復に努める。
10年振りにプレイする英印軍は、つい河沿いにユニットを並べて日本軍に正面から対抗しようとしているが、これが悲劇の発端となるのであった...