(GJ誌46号附録)「謙信上洛」本誌掲載リプレイ盤面写真その十一《終》

(GJ誌46号附録)謙信上洛
本誌リプレイ対戦の盤面写真

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▲ゲーム中に除去(討ち死に)したユニット一覧
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■ 戦い終えて...
 織田方を担当して惨敗したとは言え、ゲームタイトル通りの劇的極まる謙信上洛を目撃できた事は、忘れ得ぬ思い出となった。
決して勝敗を軽んずる訳ではないが、痺れるようなドラマを体感したいが為にウォーゲームをやっているので、今回の対戦は非常に満足度が高かった。
オプション導入の検証結果としては上杉勢4ユニット増は勿論、武田勢の3ユニット追加が特に効果を発揮したと思われる。
 原版では武田勢が手駒不足に感じられ、なかなか積極策に出にくいのだが(下手をすると家康・信忠勢に追われて甲斐の山中を逃げ回った例もある)、今回の追加により織田方のかなりの兵力を誘引できた上、浜松城包囲で大量得点をちらつかせて、家康を決戦場から引き抜かせる事で謙信の上洛に大いに寄与できた。その意味で言うと、上杉勢の追加武将は屋上屋を重ねた感がなきにしもあらずだが、今回の対戦は上杉方のダイス運がかなり良かった事もあり、一概には判断できない。
もし家康が分離せずに信長と共に安土あたりに砦を作って守っていたら、果たして謙信が上洛できたか分からなかったと松上さんは感じていたそうで、織田方の覚悟が足りなかったのも大きい。
いずれにしろ、追加武将を入れる入れないは、あくまで任意であり、数が多すぎると思うなら一部の武将だけ追加するといった調整もありだろう。上杉方が練達の士で、織田方がそうでないなら、追加武将なしでも十分上洛できる可能性があり、逆またはお互いに熟練なら、追加武将の使用は良いカンフル剤になるのではないか。また、リプレイの中でも度々触れたが、自分のイメージに合わせて、ローカルでルールに縛りを入れたり、逆に緩めたりといったゲーム改造も楽しみの一つであり、それが融通の利かない電脳ゲームとの決定的な差で、我々がボードウォーゲームから離れられない理由だと思う。
 「謙信上洛」は仮想戦ではあるが、簡単なルールで非常に劇的な状況をシミュレートでき、システム的な汎用性も高いので、このゲームに触発されたデザイナーによる「信玄の上洛戦」といった新たな続編製作にも期待したい。【終】

▼ゲームタイトル通りの劇的極まる謙信上洛シーンをアップで
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by ysga-blog | 2013-03-01 11:50 | 【戦国日本ゲーム:総合】 | Comments(0)
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