これが、いわくつきの作品で、右側の地色が茶色というかピンク色のマップが大不評で、慌てて左側のマップを差し替え用として出したが、地色を変えたら良くなるもんでもねぇ!!とその稚拙なグラフィック・デザインのせいで殆どプレイされることもなく、時あたかもウォーゲーム暗黒時代たる1990年代前半の事だったので、そのまま歴史の闇へと消え去った。
そんなゲームがオリジナル・デザイナーで、アーヘン在住のブレネマン氏の手によってドイツのメーカーから四半世紀ぶりにリデザインされ、かくのごとき傑作に生まれ変わったのには感慨を禁じえない。