(3W/TAC誌72付録)神聖ローマ帝国 (WG誌/TAC誌72)The Holy Roman Empire...2022.02.13(日)西公会堂100人部屋にて

(3W/TAC誌72付録)神聖ローマ帝国
(WG誌/TAC誌72)The Holy Roman Empire

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Dublinさん(ババリア)、Miuさん(ファルツ)、もっちひさん(スウェーデン)、shaagaさん(フランス)、蛸坊主さん(オーストリア)、idioten(スペイン)の6人戦。
 そしてこれ無しではプレイしたくないと言われるほどプレイしやすいDublinさん特製超拡大カラーコピーマップと、それに併せて拡大されたユニット/マーカーを使用。更にボドゲギークからDLできる便利グッズを人数分用意して臨んだ。
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142.png 見栄えも素晴らしく、ゲームとしても選択肢が多く、いろんなジレンマに苛まれて面白いので(短所は選択肢の多さに考え込んでマルチプレイに時間が係る事)、これから毎年1回はやろうと言いながら、実に8年ぶりの対戦となってしまった。
 そうなると勘所を殆ど忘れていたので特に1ターン目は色々と間違いや見落としがあった。
 そこで次回の為にも他でプレイされる方の参考の為にも、今回引っかかった点など書き留めておきたい。
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(⁰︻⁰) ☝第1ターンの外交(競り)フェイズにスウェーデンが、ブランデンブルグとザクセンの選帝侯領をごっそりと競り落とすのに成功。
 第1ターンは兵力を買い揃えるのに気を取られ、その後の競りの為にお金を残すところまで気が回りにくいが、特に第1ターンは重要エリアを安価に競り落とされる可能性が高いことを気に留めておきたい。

 それもあって第1ターンからいきなり選帝会議を招集しファルツを皇帝にし、新教有利な議決をしたりしたが、正確には『支配下』にある選帝侯カードを合計4枚揃えないと選帝会議を招集できず、また、議決会議の招集は神聖ローマ皇帝か選帝侯カード4枚を揃えていないと行えず、また議決の為の選帝侯カードは支配下で1票、影響下で0.5票とカウントするので、第1ターンに新教側が皇帝を変更したり議案を議決することは不可能だった。
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・移動と戦闘に関して、戦闘解決はオーバーラン的であり、戦闘解決に1MP必要と解釈すれば分かりやすい。

・領邦カードの競りに関して、競るプレイヤーの信仰とカードの信仰が異なると、競り落とし金額の2倍の支払いを必要とする。信仰の違いを具体的に書くと、ローマンカトリック(RC:旧教)はルター(LU)とカルヴァン(CV)、トルコのムスリム(M)と敵対。ルターは旧教とカルヴァン、ムスリムと敵対。カルヴァンは旧教とルター、ムスリムと敵対している。

・通常は「支配」マーカと称される政治(自国籍)マーカだが、このゲームの場合、用語として「支配下」「影響下」「征服下」との定義があり、単に支配マーカと呼んでしまうと、齟齬が出てしまう。そこで聞き慣れないが「政治」マーカと称される。
 「支配下」「影響下」「征服下」のいずれかであれば、その領邦エリアに政治マーカが配置される。
 そしてこの政治マーカ自体も追加の通常歩兵1ユニットと見なされ、移動や退却、自分から攻撃射撃こそ行えないが、防御側としての射撃と最後の1打撃吸収を行える(歩兵として籠城も可能と解釈)。
 例えばあるエリアに単独の指揮官と政治マーカーがあれば、それは歩兵と軽騎兵ユニット(指揮官は軽騎兵としても使える為)が守っていると見なせる。
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・最強のグスタフ・アドルフ王を擁するスウェーデンには特別ルールで、まずポーランドを征服してからでないと、自領邦(征服・影響下・支配下のいずれかであることを示す自国旗(政治)マーカが置かれたエリア)から出てはいけないという厳しい縛りがある。
 その縛りが解除される条件として「スウェーデン領邦に、スウェーデンの同盟国ではない国の軍が侵入すると解除」というのがあるのを失念していて、競り落とされた選帝侯領を奪回しようと侵入してしまい、スウェーデンにフリーハンドを与えてしまった。
 逆に言えば、スウェーデンの最善手として、すぐに奪回されるようなエリアでも、とにかく政治マーカーを置いておいて、敵がその地雷を踏んでくれれば行動の自由を取り戻せるという策を使える。

・フランス軍は第1、2ターンの間、本土から出られないが、フランスが操る傭兵であればこうした縛りはない。フランスはお金持ちなので第1ターンに傭兵隊長と共に傭兵ユニットを揃えて暴れ回れる手がある。プレイタイムによるがフランスは下手すると殆ど軍事活動できずに日が暮れてしまう可能性があるので、ゲームを楽しむためにも傭兵作戦がお薦め。これはポーランドに拘束されるスウェーデンにも言える。

・よく見ると1、2エリアほど河の接続が曖昧なエリアあり。事前に明確化しておきたい。
 具体的には「アンハルト:エリア71」の領土を分断して流れる河の扱いと、「アンスバッハ:エリア30」から「バイエルン本国」への接続に、河がある一辺と無い一辺が存在する。

・指揮官単独で死亡チェックで生き残った場合の処理が不明。今回は退却ルールを適用して隣接する友軍エリアへ一歩退却するとしたが、そこも事前に取り決めておきたい。

・フランス艦隊が仏本国唯一の沿岸エリアであるピカデリーに存在し、そこにオランダ軍が攻め込んで征服した。そしてピカデリーに接する英仏海峡ゾーンには仏と敵対するオランダとスペインの艦隊が存在した。この場合の処理がルールに何も書いてなく、今回は海峡ゾーンに追い出された仏艦隊が退却先を失った艦隊ルールに従って個々にダイス判定し、生き残ったら一気にバルト海の同盟国オーストリアの友邦であるポーランドのポメラニア(沿岸でフランスの同盟国エリアがそこしかなかった)へワープするように逃げ込んだ。
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・ユニットの維持費を払うタイミングで、領邦カードのランクアップ(征服⇒2金で影響下に⇒1金で支配下)も行う。考える事が多いのでつい忘れる事がある。今回は第4ターンに仏とスペインが上げ忘れた。

・同盟国同士の直接戦闘は許されないが、味方の領邦カードや傭兵の競り落としに制限はない。

・盤上の傭兵スタックを競り落とす時は、もしそのスタックに傭兵隊長がいるならその隊長分として1金に加え、その隊長に充てがわれた領邦カードの収入値と同額の金も競りの初期金換算される。

・親フランスの傭兵隊長が存在し、仏はそれを競り落とし金額の半値で手に入れられる。

・お金の貸し借りや『支配下』にある領邦カードの取引、身代金などによる捕虜引渡しは、同盟フェイズにのみ行える。
 また、そのターンに他者の指揮官に委ねる自軍スタックの指定も同盟フェイズにしか行えない。同盟軍の軍を拾って移動する場合には、この同盟フェイズで、どの軍がどの軍に拾われるか公開指定することが必要である。

・会議の招集は、外交(競り落とし)フェイズの最後にしか行えない。

・移動途中で落としていくのは自由だが、指揮官が率いていない兵隊ユニットを移動中に拾って自軍スタックに組み込むことは不可能。ただし指揮官を含むスタックなら拾って移動継続できる。

・スイス軍のルールが曖昧なので事前の明確化が必要。『支配下』領邦としたスイス軍は1金払えば支配者が遠征させられる。そしてスイス軍には維持費を優先して払わないといけないとある。今回の解釈では、維持費として1金払ったことで指揮権を得られると解釈した。しかし雇うのに毎ターン1ユニットにつき1金の支払いと、それとは別に維持費の支払いが求められるという解釈もありうる。
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・意外に政治マーカが不足する(裏表で別の国という両用なのも原因)。今回は仏とスペインの政治マーカが不足してしまった。政治マーカに数の制限は無いので可能なら増産しておくと良い。

・6人でやる時は多数の6面体ダイスと、四辺にダイスタワーがあると便利。
 また今回、選帝候領を誰が持っているかと神聖ローマ皇帝の持つ追加1投票権を表すのに目立つ金の延べ棒トークンをプレイヤーの前に置いて表示したが、これがあると、誰が何票持つのかひと目でわかるので便利だった。

・高価値であるサヴォイ(収入4金で旧教)とベネチア(5金で旧教)は反スペイン特性持ちなので、スペインは競り落とし金額の2倍の支払いが必要となる。また、軍事侵攻すると考えると、その高い価値分の歩兵が守備隊として現れるので激戦が予想される。逆に考えると、誰かの物になった後で軍事占領した方が楽。守備軍を残置されれば別だが、政治マーカだけなら一蹴できる。
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175.pngちなみにスペイン担当のidiotenが事前にこのゲームの歴史背景を知るために読み直したのは、MCあくしず後半の歴史ページと、『それにつけても金のほしさよ やる夫が北方の獅子王になるようです』

by ysga-blog | 2022-02-12 16:19 | 【中世/近世ヨーロッパ:総合】 | Comments(0)
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