(GMT)Stalingrad'42: Little Saturn / Winter Storm Expansion:赤卓...2023.04.29~30（土日）YSGA34年目のＧＷ連続例会

(GMT)Stalingrad'42:

Little Saturn / Winter Storm Expansion

ソ連軍北部:ピンキチさん、南部:堀GTさん、独軍北部:帝王、南部:idioten当初、総勢12人、１卓６人で各陣営３人ずつのお気楽プレイができると楽観視していたら、他にやりたいゲームができたと次々に離脱者が出て、最終的に８人、各卓４人の各陣営南北２人ずつという必要最低限の人数となり、文字通り、てんてこまいの忙しさ。

　もちろんそれはビッグゲームの醍醐味であり、二日目の終わりには皆ヘロヘロになったけれども、広大なヘクスゲームを決着つくとこまで満喫できたという快い疲労であった。
👇　帝王が持参してくれたスターリングラード包囲陣部分だけ拡大コピーして本マップとの識別用にアルファベットを振ったもの。フルスタックが込み合う部分だけにこれがあると実に便利。翌日は堀GTさんが拡大カラーコピー版を持参してくださった。

スターリングラード第６軍の命綱、ピトムニク飛行場がまさかの陥落を喫したところ
👇　リトル・スターリングラードと呼ばれたボロネジ攻防戦が大流血戦に発展し、屍山血河をなした除去ユニットの群れ。しかしその犠牲は無駄ではなく、消耗戦に巻き込まれた北部独軍は毎回、戦線崩壊のピンチに見舞われた。
👇　第６ターン、スターリングラード市街地陥落す〔拡大カラーコピー地図〕退却を強いられるも断固たる防御で６分の1さえ出さなければ踏み止まるのに成功したのに、よりにもよって出目１で一撃陥落。市街地から追い出された独軍は郊外の陣地1ヘクスに追い詰められた。👇　最終１ターン前の11ターン終了時点でソ連軍が勝敗ラインを＋２点上回っており、あと１ターンやってもソ連軍の点差が開きこそすれ、独軍が逆転する目はないだろうという事で大団円を迎えた。

　隣のもう一斑、青卓がソ連軍マイナス４点だったのと好対照な展開で、それだけでもゲームバランスは良好、ゲーム展開の幅も広いことが分かる。
👇　ゲーム自体は11ターン終了で幕を下ろしたけれど、もう1ターンやたらロストフを奪回できるかもと言う南部ソ連軍の願いで、この部分だけ12ターン目をやってみたが、戦闘後前進でロストフに隣接するのが精いっぱいであって、奪回は無理だった
👇　赤卓の独軍の敗因だが、コーカサス・グロズヌィ正面で合計５VP失ったのが大きかった。ほかにスターリングラード市街２ヘクスで５VP、ボロネジ市街1ヘクスで２VP、それだけで計12VPにのぼる。

　開始時独軍26VPが、ゲーム終了時11VPまたはそれを下回っていれば独軍敗退であり、そう考えると26△12＝14VPで、あと３点失えば負ける計算であり、相対的な兵力バランスを勘案すると、グロズヌィ正面のソ連軍を叩いてその衝撃力を減殺した方が、独軍の勝利に貢献できたはずだ。

　事実、隣の青卓では独軍南部ウラビィさんが、エーデルワイス作戦再開かと言うような猛反撃を敢行してソ連軍の進撃を止め、この方面でVPをさして渡さなかったことが、独軍側＋４点という勝利を導き出していた。