ASLからSL+CoIへ心惹かれる人々1⃣...(AH)スコードリーダー/クロスオブアイアン・シナリオ連戦〔第１班〕... 2023.05.28（日）YSGA５月例会の様子

(AH)スコード・リーダー

SQUAD LEADER+CROSS OF IRON

トーナメントシナリオ４：破壊の戦士

“Soldier of Destruction”

idioten対もりっち
かつてタクテクス誌に載ったSL+CoI+CoD競技シナリオで、子供の頃ずっとプレイしたくて、そのASL版シナリオ [N] Soldiers of Destruction (破壊の戦士)を今から６年前にやったものだが、今回、温故知新でクロス・オブ・アイアンまでのルールでやるにあたって、一見クロス・オブ・アイアンまでのルールでプレイできるように見えたし、公開されているネット上ではクロスオブアイアンのシナリオとされているので勇んでやってみたが、どうやらクレシェンド・オブ・ドゥーム『電撃ドイツ戦車隊』(Crescendo of Doom)で追加された迂回移動とか色々取り入れないとゲームバランス的に問題が発生するようだと分かった。
　愛読しているブログ『Haruichibanのウォーゲームのおと』様でも、これらのシナリオ・リプレイ記事において、当然のようにCrescendo of Doomのルールが使われていたので、薄々そうじゃないとダメかもと危惧していたが、やはりそうだった
　とは言え、今回のプレイはあくまで勝ち負けではなく、クロス・オブ・アイアンまでのルールで東部戦線の戦術級を楽しむという意図なので楽しくプレイした。👆　序盤、独軍配置の偏りにつけ込んでソ連軍スターリン戦車が揺さぶりをかけ、慌てた独軍がナスホルンをスターリンの前面に駆け付けたところを、スターリンの122ミリ砲でつるべ打ちにして撃破、そのあと悠々と突破するつもりでいたが、射撃がことごとくハズレ。

連打に耐えたナスホルンが無条件に２回撃てる利点を生かしてスターリンを次々に撃破、〔ソ連軍の体感的に〕一瞬で３両のスターリンが残骸を晒した盤面　👇
歩兵の士気は共に親衛で８という高さを誇るが、射程の違い、回復時の士気の高さ、指揮官の数で武装SSが勝り、歩兵戦でも良いところがないままソ連軍が敗退。
👇　最後に残ったスターリンが、残骸を盾として〔ハルダウン〕ハンティングティーガーと決闘に及んだが、122ミリ砲弾は弾かれ、逆に128ミリ砲弾を喰らったスターリンは吹き飛び、ソ連軍の勝利条件は満たせる可能性が絶無となって終了した。
👇　続けてトーナメントシナリオ１

　『北方軍集団最初の危機』
　このシナリオこそ『電撃ドイツ戦車隊』(Crescendo of Doom)のソ連軍戦車が無線を積んでいないからムカデ移動ルールを適用しないといけないルールが適用必須なのだが、構わずプレイしたところ、ソ連軍戦車が単独で機動しまくって独軍が苦虫を嚙み潰す状況となった。

そんなソ連軍有利な条件でプレイしたにも関わらず、ソ連軍戦車の射撃はほぼハズレ、独軍戦車や対戦車砲の射撃は命中撃破しまくりで、ソ連軍戦車がほぼ狩られて終了。

　KV-1が盤外突破という寸前でドアノッカーこと37ミリ対戦車砲に側面から防御射撃で撃たれてキャタピラを切られて行動不能にされるわ、走り寄った戦闘工兵に爆薬を乗せられて爆破されるわで散々な目に遭った。笑えたけど。

👇　SQLAシナリオ:WG216: 170925

　『The Agony of Doom〔Redux〕』
ぱんさん、新Bさん、idiotenの３人で３ターンまで

沖縄戦の戦訓で反斜面戦術こそ防禦の鉄則と知っていたはずが、丘の上に初期配置してしまい、序盤に75㍉対戦車砲とティーガー重戦車を撃破される拙さに独軍泣く。

　ティーガーはその愚かさに気が付いて丘の反対側に後退したのだが、丘と林のヘクスサイドに視線が通ることを見逃していて、JSU-122に正面からぶち抜かれて撃破さる。
👆　もちろん、長野の鬼政さんから拝領したASL特製プレキシブ・ダイスを使用
　今回せっかくだからと元のクロスオブアイアン追加シナリオ集100の『The Agony of Doom』を発展させたというRedux版でプレイしたが、ドイツ軍劣弱歩兵をASLから持ってこいだの何だの変則的だったので、次やる時はおとなしくオリジナル版のシナリオ100の奴を使おうという話になった。

　また、もりっちは、ASL版の同名シナリオにも興味津々で、クロスオブアイアンのシナリオでも、ASL版でも良いからやってみたいと熱望されていた。