(Compass)SPRING PRELUDE スプリング・プレリュード：第２次ハリコフ戦1942 早速シナリオ２：史実キャンペーンやてみた

(Compass)　SPRING PRELUDE

スプリング・プレリュード：第２次ハリコフ戦1942

昔懐かしの(SPI/HJ/CMJ)オペレーション・タイフーンや　パットン第３軍のシステム継承者ということで　気楽に来てみたら、フルマップ２枚に　ユニットごちゃまんの準ビックゲームで驚く　取り合えず、『できらぁ』とばかりにマン・トゥ・マンで対戦したが、４人がベストか。大変だったけど、これは面白い↘　マップの北端から南端まで両軍ともZOCまたはユニットで、途切れない戦線を維持することを義務づけられているのが良い(ゲーム的な戦力集中を難しくする縛り)。２ターン連続して戦線に穴があると勝利段階が１レベル悪化するのでほぼ負ける。

↘　ハリコフ正面の赤軍ってこんなに強力で、受け止める独軍もこんなに苦戦したっけと帰宅して大日本絵画「独ソ戦車戦シリーズ３巻の「ハリコフ攻防戦」を調べて驚いたのは、添付の写真図版にある通り、この日やった３ターン末のハリコフ正面のソ連軍突破バルジの到達点と史実の進撃がぴったり合致していたことです。　思った以上に歴史シミュレーションとして優れたゲームと言えるかもしれません↘　いろいろと洗練もされているのだけど、マップにしかないチャートや、デザイナー的には見りゃ分かんだろぐらいに考えて、ルールに記述がないチャートの見方に悩まされました。

　そこで次回やるときに　戸惑わないよう　備忘録として書き留めておきます。

↗　ヘクスサイドの黒色の丸囲み橋は崩落してます。鉄道線は飾りで道路機能は一切なし。ヘクスサイドが白抜きなのは村で退却１ヘクス無効にしてくれます。↗　全軍が好きなだけ攻撃できるほど甘くありません。毎ターン規定数与えられるサプライポイント(SP)で、上の活動ポイントコスト表に従って支払いながら活動します。この表はルールにも載せとけと。どこにあるんだと探した。↗　ターン記録表。ところどころに赤字で歩兵補充とか歩兵＆機械化補充と書いてあるが、これが書かれたターンのみ両軍が補充可能。しかも１ポイントずつしかない。独軍に至っては機械化補充１点使うとマイナス５VP!!　そんなもん払えるか!?↗　赤軍初期配置表のところどころに黄色や赤色のヘクス番号囲みあり。こりゃなんじゃとルール探したら、解除ターンまで動けないと。どこにその解除ターン記載あるんだと探したら、↘　配置表裏面の右下にこっそり記載。　しかもシナリオ３の領域にあり。もっと分かり易い場所に記載できただろうと↘　VPに関してもマップにのみ記載。しかもプライム・ユニットなる用語に悩まされる。常識的解釈として、戦力チットを引く必要のある大きな規模のユニットのことを指すものと判断。　従って固定戦力記載のユニットは包囲/孤立のVPにはカウントしないものとする。↘　ヘクスVPについては、各ヘクスに目立つ赤丸(しかも駒を置いてもチラッと見える様にヘクスサイドにはみ出している)で記載されているので、改めてここでリストアップされなくても分かる。でも、この親切心はありがたい。

↘　天候が結構重要なのに、天候決定の仕方がルールにはっきり書いていない。このチャート見りゃ分かんだろということだろうが、常識的解釈として、まずシナリオ開始時に決められた位置の欄の上に書かれた数値以内を2D6で出したら雨になって、既に「１」の欄に置かれている「雨の日」マーカが一つ右にずれる。＝２の欄に移行　ちなみにここで雨天にならなければ、「１」の欄に置かれている「雨の日」マーカが次のターンの雨天判定の基準となるのだろう。　↘　以降はそのマーカが置かれた欄の上の数値が雨天値となり、雨が降るたびに右に一つずつずれていく。雨ターンはゲーム中６回までと決まっているので、６回雨ターンやったら、それ以降はずっと晴れ。　だから７の欄まであるのだろう。ここにマーカが入ったらすなわち６回雨が降ったということ。